【侍ジャパン】大谷が意気込み「日本が勝つことを全力で頑張りたい」2度目大舞台に「年取ったな」

[ 2026年3月5日 05:00 ]

笑顔を見せる大谷翔平(中央)(撮影・会津 智海)
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 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は5日、1次ラウンド各組に先駆けて東京ドームでC組が開幕する。6日に台湾との初戦を迎える侍ジャパンは東京ドームで一部が練習。打者専念での出場となる大谷翔平投手(31)は公式会見に臨み、集結した日米韓台メディアの前で大会連覇への強い意気込みを語った。1番起用が濃厚で、文字通り先頭に立ち侍をけん引する。

 話すたびに同時通訳の音声を待ちながら、イタズラっぽい笑みを浮かべた。「大会の顔」の会見に日米韓台メディア総勢100人が集結。大谷は6日の初戦の相手となる台湾メディアの質問にきっぱりと言い切った。

 「アジアの野球全体が盛り上がってくれることを本当に願っている。僕自身、日本代表として、まず日本が勝つことを全力で頑張りたい」

 大阪から移動しての東京ドームでの練習前には、集合写真に納まった。同学年の鈴木の横に座り、自身の指令で「お茶たてポーズ」を発案した北山を再びイジった。京セラドームでの2試合に続きフリー打撃は行わず、ドジャースでのルーティン通り室内調整に終始。2試合で計5打数無安打と結果は出なかったが「(NPBの投手は)大会本番とは違う投手の性質。安打が出る出ないにかかわらず、一打席一打席をプラン通りにこなせたのは良かった」と問題ないことを強調した。

 凱旋試合の鬼だ。メジャー移籍後、23年WBCと昨年のドジャース開幕シリーズの2度、日本でプレー。東京ドームでの計7試合全てで安打を放ち、通算24打数10安打、打率・417、2本塁打、9打点をマークしている。注目の打順について井端監督は「構想は決まった」とし、ドジャースで慣れ親しんだ1番起用が濃厚。大谷は「入りが大事。何でもいいので次のバッターに。どこで打つか分からないけど、トップ(1番)だったら出塁することが一番大事。しっかり見極めた上で仕事ができれば」と意気込んだ。6日の台湾戦は先攻で、昨季ドジャースの球団最多タイとなる12本の先頭打者弾を放った大谷のプレーボール弾で勢いをつけたい。

 胴上げ投手となった前回に続く2度目の出場。今大会の侍メンバーについて問われると「合流するたびに、年々そういう下の世代の人たちが増えてるなと。年取ったなという感じもあります。若々しくて、素晴らしいチームだなと感じてます」と冗談めかしつつ手応えを口にした。「日本代表として野球ファンが一つになる機会だと思う。全員で素晴らしいプレーを応援してもらえたら力になる」。心を一つに。文字通り大谷が先頭に立ち、連覇へ向かう侍をけん引する。(柳原 直之)

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