【侍ジャパン】鈴木誠也、豪快5階席弾で改良お茶たてポーズ 考案の「北山さんのために」

[ 2026年3月4日 05:30 ]

強化試合   侍ジャパン5―4阪神 ( 2026年3月3日    京セラD )

<神・日>初回、先制ソロを放った鈴木は新お茶ポーズを決める(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 三塁を回る鈴木が、いたずらっぽく三塁側の侍ベンチに視線を送った。走りながら左の手のひらの上で、右手をシャカシャカ。新たな侍パフォーマンスを、鮮やかな一発で初披露した。

 「北山さんのためにやらないといけないなと。一本出ないと使えるものではないのでいい結果が出て良かった」

 北山考案の新たな「お茶ポーズ」が飛び出したのは初回だ。2死走者なしで、伊藤将の141キロ直球を完璧に捉えた。131メートルの先制ソロは左中間5階席への豪快弾。強化試合4打席目の初安打は、広島時代の21年10月17日の阪神戦以来1598日ぶりの日本での一発だった。

 アーチ同様、架け橋にもなった。メジャー組も含めた全メンバーが集合した1日の大阪市内の焼き肉店での決起集会。若手選手の心を和らげたのは鈴木だった。「最初は“大谷様”に皆さん緊張してなかなか話せなかったので“同じ人間なんだよ”っていうのを後輩のみんなに伝えた。いい雰囲気になったと思う」。同学年の大谷とチームをつなぐ役割を買って出た。

 侍ジャパンへの思い入れは強い。23年の前回大会は、左脇腹故障で合流直前に無念の出場辞退。「凄く悔しかった。凄く迷惑をかけた」。それでも大会中は、不振に陥った村上のものまね動画をインスタグラムに投稿して励ますなど、後押しは惜しまなかった。

 岡本が合流後5番で初出場した試合で、前日と変わらず3番に座った。「ジャパンのユニホームを着ることは特別。一日一日を大切にかみ締めてジャパンのために頑張りたい」と言った昨年、日本選手右打者歴代最多の32本塁打を放ったメジャーリーガー。「まだまだ声援が少しちょっと小さくて寂しかったので、本戦はもっともっと盛り上がって頑張っていきたい」。お立ち台では3年前の大谷のように、本大会でのファンの後押しをあおった。(青森 正宣)

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2026年3月4日のニュース