悲願のWBC制覇へ燃える“金髪軍団” 大谷も絶賛の新守護神ディアス「野球は何が起こるか分からない」

[ 2026年2月24日 01:19 ]

金髪に髪色を変えたエドウィン・ディアス
Photo By スポニチ

 悲願の世界一へ燃えるのは侍ジャパンだけではない。3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)にプエルトリコ代表の一員として出場するドジャースの新守護神エドウィン・ディアス投手(31)は既に黒髪から金髪に染めて気合十分だ。

 「数日前(2月19日)に染めたんだ。我々(WBCプエルトリコ代表のメンバーは)は毎回そうしている。WBCに向けて準備は整いつつあるよ」

 前回23年大会では1次ラウンドのドミニカ共和国戦で9回を3者連続三振で締めた直後に歓喜の輪の中で右膝膝蓋腱断裂の重傷を負いシーズンを全休した。それでも、今大会の出場に迷いはなかったという。キューバ、カナダなどと戦う1次ラウンドA組が母国プエルトリコのサンフアンで行われることに触れ「(1次ラウンドで)プエルトリコの人々でプレーできるのは初めての経験。簡単な決断だった」と笑顔で話す。

 プエルトリコ代表ナインが頭髪や髭を金色に染めることには、チームの団結を示す意図がある。9度のゴールドグラブ賞を誇るカージナルスの名捕手ヤディエル・モリーナが17年大会で発案し、同大会は決勝で米国に敗れたものの、13年大会以来、2度目の準優勝。そのモリーナは今大会では監督として帰ってくる。

 一方、今大会のプエルトリコ代表は大ピンチに陥っている。メッツのスター遊撃手フランシスコ・リンドアやアストロズの三塁手カルロス・コレアら主軸が、過去の負傷歴を理由に保険が適用されず相次いで出場を断念。同国の野球連盟が「不公平だ!」と主張し、一時は出場辞退を検討すると表明する事態にまで発展した。

 ただ、17年大会から3大会連続出場のディアスの目は死んでいない。

 「紙の上では自分たちよりよく見えるチームもある。13年も17年も最高のチームとは言えなかったけど準優勝だった。野球は何が起こるか分からない。何だって起こり得るんだ」

 プエルトリコ代表は侍ジャパンにとっては13年大会の準決勝で苦杯を喫した因縁の相手。今大会で対戦する可能性があるのはマイアミでの準々決勝以降。ドジャースのロッカーで近くに座る侍ジャパンの大黒柱・大谷も「かっこいい髪の色(金色)になったなと思います」と話すなど、対戦を心待ちにしているようだ。

 団結力は侍ジャパンと同等かそれ以上か。金髪軍団が悲願の初優勝へ、燃えている。(グレンデール・柳原 直之)

続きを表示

この記事のフォト

「WBC 2026速報|侍ジャパン最新情報・大谷翔平ら注目選手・日本戦ほか日程&放送情報【第6回ワールド・ベースボール・クラシック」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年2月24日のニュース