阪神 高卒2年目・今朝丸裕喜 レイエスK斬り!1回1/3パーフェクトの花丸OP戦デビュー

[ 2026年2月24日 05:15 ]

オープン戦   阪神2―5日本ハム ( 2026年2月23日    名護 )

<オープン戦 日・神>2番手で登板し、力投する今朝丸(撮影・岸 良祐)
Photo By スポニチ

 阪神・今朝丸裕喜投手(19)が23日、日本ハム戦(名護)で“二重丸”の投球を披露した。2番手として3回から登板して1回1/3を無安打無失点の好投。昨季パ・リーグ2冠王のフランミル・レイエス外野手(30)から空振り三振も奪った。藤川球児監督(45)の起用に結果で応えた。高卒2年目にしてオープン戦デビューを果たした将来のエース候補が南国の地で成長した姿を見せつけた。

 今朝丸の名前がコールされると虎党から歓声が起こった。敵地のマウンドで期待に応える快投を披露。2番手で登板して1回1/3をパーフェクトに抑えた。完璧な内容で最高のオープン戦デビューを果たした。

 「(ストライク)ゾーンで勝負することができた。それが一番、良かったと思う」

 3回は打者3人をわずか9球であっさり料理。当初の予定は1イニングだった。しかし続く4回もマウンドに登場。「本当は1イニングで終わりだったんですけど。9球で終わりましたし、次(打者が)レイエス選手だし。もう一つ挑戦してみてと」。試合後に藤川監督が真相を明かした。指揮官自ら続投を決定。レイエスとの対戦は必ず今後のためになる――。首脳陣の期待度を示す回またぎの起用。昨季、32本塁打、90打点でリーグ2冠を誇った強打者との対戦が実現した。

 最大の見せ場となった“おかわり”投球で最高の結果を残した。身長1メートル96、体重139キロの大砲と対峙(たいじ)。初球は144キロの直球で空振り、続く2球目はスライダーでファウルを奪って一気に追い込んだ。最後は緩急を生かしカーブを選択。外角低めに投じた101キロのボールにバットは空を切り、3球三振で期待に応えた。

 「(日本ハム先発の)達投手は(高卒)5年目ですよね。今朝丸が2年目。(成長の)進み具合は、モデルになるかもしれない。何年かしたら見えてくるかも、というシーンでしたね」

 指揮官は先発した達の姿を今朝丸の近い将来と重ね合わせていた。同じ高卒右腕で関西出身など共通点もある。4年目の昨季は自己最多の8勝を挙げて成長。お手本とする相手の前でアピールに成功した19歳右腕は胸を張った。「自信になりました。元々、カーブには自信があった。ここで満足せずに。次は、真っすぐで三振を取れるようにしたい」。大きな自信を得ても、さらなる高みを見据えていた。チームは沖縄での実戦が終了。今春キャンプ終盤で大きな収穫をつかんだビッグホープが猛虎の未来を担う。(松本 航亮)

この記事のフォト

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年2月24日のニュース