【侍ジャパン】日本ハム・伊藤 ピッチクロック対策OK 投球時間“変幻自在”でタイミングつかませない

[ 2026年2月23日 05:00 ]

壮行試合   侍ジャパン13―3ソフトバンク ( 2026年2月22日    サンマリン宮崎 )

<日本代表・ソフトバンク>3回、捕手の伊藤(右)と言葉を交わす坂本(撮影・平嶋 理子)
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 ピッチクロック違反が一度もなかっただけでなく、投打で一段上のレベルに達した。「タイムコントロール」が鍵になる。侍ジャパンの井端監督は「秋の強化試合よりは断然良くなっている。非常に良かった」と収穫を口にした。

 投手は捕手の返球を受けてから、無走者15秒、走者あり18秒の時間制限がある。昨年11月の強化試合に出場せず、初体験だった日本ハムの伊藤は2番手で2回1安打無失点。「いつもの感じだと時間が足りないので、すぐボールを持ち替えた。対応できた」と工夫を凝らした。

 3回1死一塁では山川への初球を残り1秒まで待って投じたかと思うと、次は8秒も残して投球。最後は残り5秒から遊ゴロ併殺打に抑えた。投球テンポがワンパターンに陥ると打者がタイミングを合わせやすいため、時間の幅をうまく使った。4回無死一、二塁でも、海野に11秒も残した早めの投球で三ゴロ併殺打に打ち取った。

 打者は残り8秒までに打つ態勢を整えなければ1ストライクが宣告される。同じく初体験の近藤は、1打席につき1度使えるタイムを有効利用した。2回1死で前田悠との間が合わないと、すかさず手を上げた。ドジャース・大谷も追い込まれたらタイムをかけている。1番を含め上位で構想する近藤は2安打。井端監督は「自分の間合いで打ちたいというのがある。初めての場でできるのはさすが」と対応力を称えた。

 試合のイニング間は2分55秒に設定した。先頭打者は守備後、ベンチに戻らずネクストバッターズサークルに直行できるように、道具を用意した。指揮官は「バッターも早く行かないといけないが、余裕はあった」と手応え。ダルビッシュが助言を送った非公開練習が実りつつある。(神田 佑)

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