阪神・大山悠輔 吉兆や!26年「初」実戦「初」打席「初」スイング「初」本塁打スタート!

[ 2026年2月12日 05:15 ]

<阪神・紅白戦>2回、ソロを放ち、ベンチのナインとハイタッチする大山(左)(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 阪神・大山らしい、高く舞い上がった放物線が、宜野座に集まった1万人の虎党を酔わせた。白組の「5番・一塁」で先発出場。2回、先頭で打席に立つと、紅組2番手・岩貞が投じた高めの直球を振り抜いた。快音を残した打球は、左中間方向への今春1号となった。鳴り止まない拍手を一身に浴び、ダイヤモンドをゆっくり一周した。

 「実戦なんで、シーズンと同じ準備で臨みました」

 “自身初”の発進を切った。26年初実戦の初打席、初スイングでかけたアーチ。大山が春季キャンプ中に本塁打を放つのは22年2月8日の日本ハムとの練習試合以来2本目で、この時は実戦2試合目だった。くしくも同年はキャリアハイ87打点に加え、現状、20本塁打以上をマークした最後の年となっている。そんな4年前を上回る初実戦での“1号”は、調整の順調ぶりをうかがわせた。

 「本塁打どうこうよりも準備だったり、打席でのタイミング、打球方向、打球の上がり方、そういう部分に関しては良かったかな」

 “吉兆”の一発。だが、この時期の本塁打という結果には興味がない。大山の視線は内容に向けられた。「練習で意識していることができた打席。今のキャンプの時点ではセンター、左中間方向への打球というのは自分の中のテーマなので」。実戦の生きた球を相手に、練習で意識している打球を打つことができたことに、背番号3はうなずいた。

 3、4月は昨年が打率・235、一昨年が同・229と近年はスロースターターの印象が強いが、出足が好調な年は最終成績も良好な傾向が強い。すでに藤川監督から「開幕5番」を明言され、全幅の信頼を受ける打線の大黒柱。「キャンプはシーズン1年間戦うための1カ月。しっかりやりたい」。今年は開幕ダッシュで、春先から指揮官の期待に応えてくれそうだ。 (松本 航亮)

 ▼ヤクルト・吉田大成スコアラー(本塁打の大山に)しっかりと1打席目のストレートを捉えられるのはさすが。実績もある選手。結果を出していけるのは、さすがだなと思う。

続きを表示

この記事のフォト

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年2月12日のニュース