阪神・前川右京 紅白戦で貫禄のマルチ安打 開幕左翼譲らん!石井撃ち「ああいう打席数を増やして」

[ 2026年2月12日 05:15 ]

<阪神・紅白戦>マルチ安打でアピールした前川(撮影・大森 寛明)
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 阪神・前川の反撃が始まった。紅組の「4番・左翼」で先発出場。打順と守備位置は首脳陣の期待の表れか、それとも無言のメッセージか――。貫禄のマルチ安打をマークし、レギュラー奪取へ向け課題の打撃でアピールした。

 「1打席目はそんな良くないですけど…。2打席目の内容は良かったかなと」

 自賛の一打が生まれたのは、3回無死一、二塁からの第2打席だった。2番手・石井がフルカウントから投じた147キロを右前打。3月のWBC出場へ向け、ハイペース調整を続けていた右腕の威力ある直球を捉えたことに、価値があった。先頭で迎えた2回の第1打席にも快音。2ボールから外角直球をひと振りで右前に運んだ。7日のシート打撃では打者5人をパーフェクトに抑えた新人右腕も粉砕していた。

 「間(ま)が取れたんで低めの変化球も振らなくなったかなと。ああいう打席数を増やしていかないと1軍で(活躍)できないかなと思います」

 理想とする好球必打を体現し、結果につなげた。先発出場した8日の日本ハム戦(練習試合)では5打数1安打で打順は1番、守備位置も一塁だった。昨季は69試合で打率・246。打撃向上こそ定位置獲りへの近道と自覚する。「あとは打球の角度。(それが)次のステップになる」。勝負の高卒5年目。3年連続となる開幕左翼へ向け、22歳の若虎が熾烈(しれつ)なサバイバルを制する。 (山本 浩之)

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