ソフトバンク・近藤健介 WBC連覇へ世界一フォーム披露「高めの速球捉える確率上げたい」宮崎C合流

[ 2026年2月9日 06:00 ]

ソフトバンク・近藤健介
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 ソフトバンクの近藤健介外野手(32)が8日、宮崎キャンプに合流した。初日から室内練習場で特打を敢行し、新打撃フォームで快音を連発。球速が上がり続ける直球への対応を追求し、スタンス幅を狭め、昨季までのように膝を深く曲げず、グリップの位置も高くなった。日本代表の2連覇が懸かる3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも新フォームでライバルの剛速球に対応していく。

 次々と快音が響き渡った。寒波の影響もあり室内練習場で行われたランチ特打。この日から宮崎キャンプに合流した近藤が、新打撃フォームで鋭い打球を連発した。

 「高めの速い球を捉える確率を上げたい。スイングの感じは全然変わってないですけど、立ち方とイメージですかね」

 鹿児島・徳之島で行った自主トレに参加した菊池拓斗スキルコーチと話し合い、打撃フォームの改良を進めてきた。スタンス幅を狭めて、昨季までの重心を落とす意識をなくした。「重心が低すぎると次の動きに対して動きづらい。一番の目的はパ・リーグの速い球やWBCの速い球をより近くで捉えていくためですね」と意図を明かした。

 まだ試行錯誤の段階だが、実戦で打席数をこなせば新打撃フォームを習得できる手応えはつかんでいる。「もう(前のフォームには)戻さないんじゃないですかね。課題に対するアプローチで、より良いものだと思ってやっている」と自信をのぞかせた。メジャーの投手たちが多く参戦するWBCで剛速球に対応していく。

 小久保監督も計59スイングの特打をじっくりと見守った。「ちょっと上段になっとったね。足の上げ方もシンプルになってた。構えは余計に打ちそうだったね。めっちゃ良かったです」とポイントゲッターの進化に目を細めていた。

 あす10日からの第3クールをこなし、侍ジャパンに合流する。11日にはライブBP(実戦形式の打撃練習)も行う予定だ。「WBCがまずあるので、とにかくそこに合わせて全力で今やっている。連覇が懸かる大事な大会。僕自身もできることをしっかりとチームのためにやっていきたい」と言い切った。

 日本代表での打順は伝えられていないものの「塁に出たりつなぐ役割になってくると思う。そういうところで自分の持ち味をだしていきたい」とチームのために献身的に動き回るつもりだ。前回の23年WBCでは全7試合に先発出場し、打率・346をマークした。国際大会の経験豊富なキーマンが世界一連覇へ、新フォームで戦い抜く。 (昼間 里紗)

≪故障防止にも効果≫

 ○…近藤の新打撃フォームは故障防止にも効果を発揮しそうだ。菊池スキルコーチは「メインは速い球に対する反応をより良くできるようにということ。それと昨年ケガに悩まされた腹斜筋と腰に負担をかけないようにしようというのが大きな要素です」と説明した。昨季は相次ぐ故障に苦しんで75試合の出場にとどまった。今季は23年以来の全試合出場を目標に掲げている。同コーチは現在の習熟度について「今やりたいことは100点に近い形でできているのかなという気はしますね」と話した。

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