日本ハム・水谷 紅白戦で2打席連発「現段階での花マル」 長尺バット&肉体改造の成果いきなり発揮

[ 2026年2月8日 06:00 ]

紅白戦   白組4ー2紅組 ( 2026年2月7日    名護 )

<日本ハムキャンプ紅白戦>初回、先頭打者弾を放ちポーズを決める水谷(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムの水谷瞬外野手(24)が7日、12球団の1軍で初実戦となった紅白戦で2本塁打を放った。今季の12球団実戦第1号となる先頭打者本塁打を放つと、続く打席で同第2号の2打席連発。飛距離増へ、今季からチーム最長となる34・5インチ(約87・6センチ)の長尺バットに持ち替えた。その新たな相棒をしっかり扱えるように、肉体改造に励んだオフの成果をいきなり発揮した。

 スコアボードの旗は強風であおられていた。風の影響もあっただろう。ただ、水谷は感触以上に打球の伸びを感じていた。オフの進化を証明する今季12球団実戦第1号を含む2本塁打。不動のリードオフマンへ、幸先の良いスタートを切った。

 「現段階での花マルはつけられたんじゃないかなと思います」

 まずは初回、WBC台湾代表の孫易磊(スン・イーレイ)から先頭打者アーチ。低めチェンジアップを片手一本で拾い、風に乗せて左翼席へ飛び込んだ。さらに3回先頭では、2番手・松本のカットボールを右中間へ2打席連発。「狙い球、それに対してのアプローチ、打球方向。全て完璧」と自賛した。

 進化を求めてバットを変えた。今季は昨季より0・5インチ(約1・27センチ)伸ばし、チームで最も長い34・5インチの長尺バットを導入。ハンマーでくぎを打つ際、柄の下を握れば遠心力が働いて強い力でくぎが打てる。同様にバットを長くすれば長打が望める分、操作は難しくなるが「僕のような選手が求められるのは長打」とリスクもいとわなかった。

 長尺バットを扱える肉体改造にも励んだ。特に11、12月は「狂ったようにウエートをしていた」。友人の結婚式にもトレーニングウエア、シューズ、パワーベルトを持参したほど。その成果もあり昨季のベスト体重から2、3キロ増ながら、筋肉量は7キロ増。「この冬は(長尺バットを)振れる土台をつくってきた。やってきたことが生きたのかな」と分厚くなった胸を張った。

 3打席目は四球を選び、全打席出塁と1番打者として上々のスタートを切った。移籍1年目の24年は9本塁打、昨年は12本塁打と着実に伸ばしてきた。「今日は文句の付けようがない3打席。ただ、まだ完成度は低いので、もっと上げていける」。現状維持は退化。さらなる進化を求めて、不動の定位置をつかむ。(清藤 駿太)

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