【単独インタビュー】広島・中村奨成 紅白戦、OP戦で「結果残す!」レギュラー奪取への覚悟

[ 2026年2月5日 05:05 ]

ポースを決める中村奨 (撮影・平嶋 理子)
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 広島・中村奨成外野手(26)が4日までに、キャンプ地の宮崎・日南で本紙単独インタビューに応じた。昨季は出場104試合で打率・282、9本塁打と殻を破り、今季は「1番・中堅」への定着と打率3割を目標に掲げる。レギュラー奪取へ、打撃面では今キャンプから新たな取り組みに着手。福地寿樹1軍打撃チーフコーチから助言を受け、二人三脚でレベルアップに励む。技術向上に努め、横一線の競争に勝ち抜く覚悟を示した。 (取材・構成 長谷川 凡記)

 ――キャンプ第1クールを振り返って。
 中村奨 打撃コーチも代わって、声かけも変わったなと感じる。もちろん自分で考えてやらないといけないが、意識の持ち方が持ちやすくなった。

 ――それはどんな声かけ?
 中村奨 アピールしないといけない立場なので、どうしても気持ち良く飛ばしたり、いいところを見せようと思って力んでしまう。それを分かった上で、今日はこういうふうに考えてやってみようとか、バッティングローテの前に打撃コーチから一言がある。

 ――昨年10月に右足首を手術。状態は?
 中村奨 認めたくなかったが、手術する前の感覚と手術した後の感覚はやっぱり違う。これは誰にも言っていなかったですが、自分の中ではモヤモヤした気持ちがあった。それを福地コーチに2月1日にズバッと見抜かれた。その中で“大きく変えることもないし、別に悪くはないから、もう一段上げていくためにやっていこうよ”と言われ、今取り組んでいる。

 ――その取り組みとは?
 中村奨 バットに当たってからのもうひと押しができるように。球がバットに接地している時間を長くというか、押し込めるようにもう一個(レベルを)上げていこうと。フォームが悪いとか、球に対して入っていけないとかはないが、打球の質を上げていくために取り組んでいる。

 ――去年の良い時の感覚に戻したい気持ちもあったのでは?
 中村奨 去年の感覚が一番良かったので、近づけようと思って1月はやっていた。でも、去年ほど確率良くできず、ズレているという感覚があった。

 ――昨年福地コーチと取り組んだことが実を結んだことで信頼関係も深まっている。
 中村奨 昨年、福地さんに声かけをしてもらって、信じて1年間やって結果が出たので、一番感謝している。今年も信じてやってみようと思えた。

 ――打球の質を上げるとなれば、長打を増やすことも意識の中にあるのか?
 中村奨 もともと長打を打つようなタイプではない。とにかく力強く、外野に抜けていくような強い打球をイメージしている。

 ――競争はどう捉えている?
 中村奨 周りを見ていないと言ったらうそになるが周りを見てもしょうがない。周りをずっと見ていたら自分がしたいこと、今やっていることができなくなってしまう。競争と言われていますけど、なるべく自分のことに集中していきたい。

 ――昨年結婚を発表されたが、家族のサポートも大きい?
 中村奨 妻がいることで、いろいろやってくれて、野球に集中できる。それはすごくありがたい。野球以外のことで頭を抱えなくてもいいというのは、本当に大きい。

 ――キャンプを経てどういうシーズンを迎えたい?
 中村奨 紅白戦、オープン戦では結果を求めてやりたい。去年あれだけできたのに、今年はできていないじゃないかと言われるのは一番嫌。首脳陣から使いやすいと思われるような選手になっていきたい。

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