タイガースとスクバル、2月4日にアリゾナで年俸調停 差額1300万ドル(約20億円)はMLB史上最大

[ 2026年2月3日 08:22 ]

タイガースのタリク・スクバル(AP)
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は、デトロイト・タイガースとタリク・スクバル投手(29)の年俸調停(アービトレーション)が2月4日、アリゾナ州で行われると報じている。3人制の調停パネルの前で双方が主張を行い、2026年シーズンの年俸が裁定される。

 スクバルの希望額は3200万ドル、球団側の提示額は1900万ドルで、その差は1300万ドル(約20億円)。これはMLBの年俸調停史上、最大の隔たりとなる。スクバル側が求める3200万ドルは、2024年にフアン・ソトが記録した3100万ドルを上回り、調停史上最高額となる。仮に調停パネルが1900万ドルと裁定した場合でも、投手の調停最高額だったデービッド・プライスの1975万ドル(2015年)に次ぐ金額となる。

 年俸調停制度は、同程度のメジャー在籍年数を持つ選手との比較を基準としているため、スクバルのケースは特に重要だ。3200万ドルという裁定は、昨季の年俸1015万ドルから約2200万ドルの増額に相当し、今後何年にもわたって、選手の収入水準や球団の支出構造に影響を及ぼす可能性がある。

 一方で投手の調停年俸は野手よりも低く抑えられてきた。プライスの1975万ドルという記録は11年間更新されておらず、インフレを考慮すれば、現在の価値では約2700万ドルに相当する。タイガースは、業界で「ファイル・アンド・トライアル」と呼ばれるが、提出期限後に1年契約の再交渉を行わない方針で知られている。

 代理人のスコット・ボラス氏は、スクバル陣営が引き続き交渉に応じる姿勢があることを示している。正式な公聴会を回避し、合意に達するまでの猶予は残り2日。金額の大きさと両者の隔たりを踏まえれば、このオフ最大級の焦点は、水曜日の調停にもつれ込む可能性が高い。

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