楽天ドラ1・藤原が衝撃の初ブルペン153キロ 「エグいんちゃう?」則本2世 三木監督も大絶賛

[ 2026年2月3日 05:30 ]

ブルペンで投げる藤原(撮影・西海健太郎)
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 金武のブルペンに「強烈!」「エグいんちゃう?」と感嘆の声が響いた。楽天のドラフト1位・藤原(花園大)がブルペン入り。カーブ、スライダー、スプリットを交えて25球投げる間、受ける捕手・堀内の心の声が何度も漏れていた。

 時折、帽子を飛ばす躍動感のあるフォームから、力強くミットを叩き続けた。最速156キロの即戦力右腕は「7、8割の力感」ながら早くも153キロを計測。それでも「まだまだです」と涼しい顔でキャンプ初のブルペン投球を振り返った。

 1メートル78と同じサイズで「則本2世」と期待される。楽天で120勝48セーブをマークした右腕はこのオフに巨人へ移籍したが、ともに滋賀の公立校出身で大学が地方リーグと共通点は多い。さらに縦、横2種類の切れのあるスライダーを受けた堀内も「則本さんのように強烈な曲がりをしていた」と評し、「真っすぐは速くて強い。凄くホップしていた」と絶賛した。伸びのある直球を受けた際には「高さ、めっちゃいいっすね」と、なぜか急に敬語になる場面も。正捕手奪取を狙う28歳は「あれは敬意です。タメ口は使えない」と冗談交じりに称えた。

 首脳陣からも称賛が相次いだ。見守った三木監督は「伸び、バネがあってゴムがパーンとはじかれるようなフォームとボール」と例え、「先発、リリーフ、彼の力を出せる可能性はたくさんある」と期待。石井一久GMも「ボールの強さは間違いない」とうなった。

 則本は1年目の13年に開幕投手を務め、15勝で新人王を獲得。球団初のリーグ優勝&日本一に貢献した。かつてのエースと比較された藤原は「うれしいです。光栄です」と初々しさも見せ、「初めての実戦で9割、10割でいけるように」と見据えた。衝撃の初ブルペンは「則本ロード」への第一歩だと感じさせた。(花里 雄太)

 ≪独特のルーティン「三点倒立」≫藤原は新人らしからぬ独特のルーティンを持つ。アップ時には「大学で始めた」という三点倒立を披露。「安定しない状態で体をしっかりと使いこなす。三点倒立で上半身、下半身がしっかりつながった状態でお尻を締めることをピッチングの時にも意識している」と説明した。ブルペンでは初めにカーブを3球投げ「カーブが一番求めているフォームと遠い形になってしまう。それを(理想に)近づけられると、真っすぐとかも良くなる」とうなずいた。

 ≪マー君&則本は新人王≫楽天の新人で開幕ローテーション入りした投手は06年松崎伸吾、07年田中(現巨)、13年則本(現巨)、14年松井裕(現パドレス)、21年早川の5人がいる。そのうち田中と則本は2桁勝利を達成して新人王を獲得。早川は初登板初先発初勝利をマークした。

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