亀山つとむ氏 阪神ドラ2谷端将伍はDeNA・牧に似ている 逆方向への打球は1軍戦力レベル

[ 2026年2月3日 05:15 ]

打撃練習する阪神・谷端(撮影・大森 寛明)
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 【亀山つとむ CHECK】阪神ドラフト2位の新人・谷端(日大)は面白い。まだキャンプ2日目で監督やコーチ、たくさんのファンに見られて、打撃練習では力が入っているのだろう。ドライブがかかって打球が上がっていないけれども広角に打てているし、打撃フォームにも悪い癖がない。

 右方向といっても振り遅れでも流し打ちの弱い打球でもなく、しっかりと叩いて右にも強い打球を飛ばしている。良く言えば、雰囲気はDeNAの牧っぽい。まだ「ぽい」という言い方になるが、牧が右方向に安打を放った時に似ている。内角球はクルっと回って引っ張れるし、スタンドまで放り込むパワーも兼ね備える。真ん中より外の球はセンター中心にライナーではじき返している。

 牧は入団5年で通算114本塁打。23年には164安打、103打点でタイトルも獲得した。現時点で牧とスケール感を比較するのは気の毒だが、将来的にはそう期待したいし、紅白戦、オープン戦と実戦での打席で、どのような対応ができるのか楽しみだ。

 1軍生き残りに向けて、熊谷、高寺らとの競争になってくるだろうが、まずはプロの練習に慣れて、大注目されるタイガース特有の環境にも順応することが大事。競争はそれからでいいと思う。

 ファームでいったん経験を積ませてからではなく、1年目から彼らと十分に勝負できて、1軍の戦力として考えてもいいレベルにある。ドラフト1位の立石(創価大)とともに新加入の2人が、内野の布陣を活性化させるのは間違いない。(スポニチ本紙評論家)

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