WBCで登板回避の大谷翔平は「サイ・ヤング賞候補に値するだけの先発登板数を確保できる」米記者が指摘

[ 2026年2月2日 15:45 ]

ドジャースファンフェスタで取材に応じる大谷(撮影・須田 麻祐子)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で投手として登板しない背景を「カリフォルニア・ポスト」のディラン・ヘルナンデス記者が分析した。

 前日1日(日本時間2日)に開催されたファンフェスタでロバーツ監督が「彼はWBCでは投げない」と発言。「彼自身の決断」と明かし「驚きはないし、正直ホッとしたという感覚でもない。26年に投打両方をやるための最善の準備を考えた結果だと思う。正しい判断に感じた」と説明した。

 ヘルナンデス記者が同日、大谷がWBCで登板しないことについて深掘り。「WBCに参加している他国にとっては歓迎されるかもしれないが、他のMLBチームにとっては悪いニュースになるかもしれない」と指摘。「レガシーを強く意識する大谷が国際舞台での栄光を犠牲にする覚悟があるとすれば、それはレギュラーシーズンに何を考えていることを示しているのだろうか」と記し「彼は何か大きな目標を抱いているに違いない。例えば、5度目のMVPを獲得し、日本人投手として初のサイ・ヤング賞に輝くようなシーズンのことだろうか?」とも付け加えた。

 2023年の前回大会では、大谷が決勝の米国戦で1点リードの9回にマウンドに上がり、同僚だったトラウトを空振り三振に仕留め世界一に輝いた場面が象徴的なシーンとなった。ただ、その年、肘が悲鳴を上げ、秋に2度目の右肘手術に踏み切ったことも事実である。

 ヘルナンデス記者は「今回のWBCでは打者のみで出場するため、ドジャースはシーズン序盤に彼の腕を守るために極端な措置を講じる必要がなくなる」とし「つまり、大谷はサイ・ヤング賞候補に値するだけの先発登板数を確保できる見込みだ。登板間で通常より長めの休養を取ることはあるだろうが、ロバーツ監督はそれ以外は『普通の投手として』使うと述べた」と説明した。WBCに投手として出場しないことで、調整を早める必要もないことからレギュラーシーズンは登板間隔を空けることがあっても、開幕から他の投手と変わりなく先発起用できると指摘。おのずと登板イニングも伸び、サイ・ヤング賞に近づくと記した。

 そして、「大谷はドジャースでまた新たな歴史を作るシーズンに向けて準備を進めている」と結んだ。

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