ソフトバンク・小久保監督 必勝祈願で3連覇宣言「歴史に新たな1ページを刻めるように戦いたい」

[ 2026年1月31日 06:00 ]

筥崎宮の参道を歩き必勝祈願に向かう小久保監督(前列左)、城島CBO(同右)らソフトバンクナイン(撮影・岡田 丈靖)
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 俺たちで歴史を塗り替えよう――。ソフトバンクは30日、福岡市の筥崎宮で必勝祈願を行い、小久保裕紀監督(54)が約4900人のファンの前で本拠地の福岡移転後初のリーグ3連覇を目指すと抱負を述べた。参拝前には選手たちを集めて訓示し、球団の歴史に新たな1ページを刻もうと呼びかけた。31日には宮崎入りし、2月1日からの春季キャンプから新たな栄光を刻む挑戦が始まる。

 小久保監督は筥崎宮でファンに向けて26年シーズンに目指すものを明確に示した。

 「ホークスが福岡に移転して3連覇がないそうです。ここにいるメンバーで新たな挑戦をして、歴史に新たな1ページを刻めるように戦いたいと思います」

 境内に集結したファン約4900人を前にコーチ、選手、スタッフら152人を代表して決意を表明。実は参拝前にも、みずほペイペイドームに隣接する商業施設内にある劇場で選手、関係者に対して26年の初の訓示を述べていた。約3分、簡潔なメッセージで鼓舞した。

 「3連覇を狙えるのは我々だけで、歴史を塗り替えられるのは2026年のメンバーしかいないので“このメンバーで塗り替えていこう。そのためには個々の成長が必要。現有戦力の底上げなしに3連覇なし、成長なくして3連覇なし”という話をした」

 球団の本拠地移転後は王貞治監督時代の1999年、2000年にリーグ連覇を果たしたが、01年は惜しくも2位に終わった。秋山幸二監督時代の10、11年にもV2を成し遂げたが、12年は3位と苦杯をなめた。小久保監督は01、12年ともに選手として3連覇の難しさを味わった。今季は指揮官として偉業にチャレンジする。

 2月1日から始まる春季宮崎キャンプで戦いの準備が本格的に始まる。競争を促してチームの底上げを図る。「ショートのところは今宮も目の色が変わっていますし、昨年活躍した野村勇もいます。外野もかなりし烈で、DHには誰が入るか。柳町はタイトルホルダーですがレギュラー確約ではない。高いレベルでの競争を期待してます」と話した。遊撃での14年連続開幕スタメンを目指す今宮は「野村を迎え撃つ感じじゃない。もはや挑戦者」と燃えていた。

 新選手会長の栗原も三塁のレギュラーを奪い取る立場だ。「何をするにも“選手会長”という言葉が付いてくるがレギュラーではない。戦う技術を磨くのが一番」と力を込めた。個々の成長が3連覇を成し遂げるための変革につながる。 (井上 満夫)

≪WBC参加選手にエール≫

 小久保監督は3月のWBCに参加する選手たちへのエールも送った。チームからは近藤、牧原大、周東、松本裕の日本代表4選手に加え、モイネロら外国人6選手の計10選手が代表や候補になっている。「プロ野球を盛り上げるためには、新たなファンの獲得も必要。WBCは普段、野球を見ない方も見る。WBC組はぜひ盛り上げて」と健闘を期待していた。

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