ジャイアンツが守備の名手ハリソン・ベイダー中堅手と2年総額31億円超で合意 李政厚は右翼にコンバート

[ 2026年1月27日 07:10 ]

ハリソン・ベイダー(AP)
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 ドジャースの宿敵ジャイアンツがハリソン・ベイダー中堅手(31)と、2年総額2050万ドル(約31.6億円)で合意したことについて米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が分析している。

 出来高によって最大50万ドルを追加で得る可能性がある。ベイダーは、3年連続でオフにFAとなっていたが、これまで手にできなかった複数年契約をようやく勝ち取った。

 2025年はツインズとフィリーズで計501打席に立ち、打率.277/出塁率.347/長打率.449、17本塁打、二塁打24本、三塁打1本、盗塁11(18回試行)を記録した。ベイダーの真骨頂は守備力。キャリアで中堅を5925イニング守り、守備防御点(DRS/平均的な選手と比べて何点分の失点を防いだか)は51、アウト・アバブ・アベレージ(OAA/平均的な守備選手と比べて、どれだけ多くアウトを奪ったか)は67という数字を記録している。

 ツインズではバイロン・バクストンがいたため左翼を守ったが、496イニングでDRS+7、OAA+3と、そこでも高評価を得た。2017年のMLBデビュー以降、外野で計6799イニングを守ってきたが、この期間にDRSでベイダーの67を上回った外野手は4人だけ。OAA77は同期間の外野手でトップだった。

 ベイダーはその走力と守備範囲を生かし、ジャイアンツの新中堅手としてオラクル・パークに立つ可能性が極めて高い。昨季は李政厚(イ・ジョンフ)が中堅を主に守ったが、DRS-18、OAA-5と、リーグでも最悪クラスの守備評価だった。スタットキャストによれば、李の送球は外野手の91パーセンタイルに入る強さだったが、守備範囲は下位に沈んでいた。右翼へのコンバートとなるだろう。

 ジャイアンツは他に二塁手を補強ポイントとしているが、狙いはトレード市場で、CJ・エイブラムスやブレンダン・ドノバンといった選手に注目している。

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