阪神ドラ1・立石正広 右脚肉離れで具志川スタートも焦りは禁物 23年の森下は巻き返して開幕スタメン

[ 2026年1月23日 05:15 ]

具志川スタートとなった立石
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 阪神は22日、兵庫県西宮市内のホテルで春季キャンプに向けた1、2軍合同のスタッフ会議を開き、宜野座組(1軍)と具志川組(2軍)のメンバー振り分けを発表した。17日に「右脚の肉離れ」で新人合同自主トレを別メニューとなったドラフト1位・立石正広内野手(22=創価大)は、具志川スタートが決定。自身と同じように、右脚のコンディション不良による具志川スタートから状態を上げて開幕スタメンを勝ち取り、日本一に貢献した22年ドラフト1位・森下と同じ道を目指す。また、ドラフト2位・谷端将伍内野手(21=日大)は新人唯一の宜野座スタートとなった。

 春季キャンプのメンバー振り分けが発表されたが、1軍首脳が指導する宜野座組に、ゴールデンルーキー・立石の名前はなかった。当初の予定から、変更を余儀なくされた。スタッフ会議終了後、和田ヘッドコーチは「ゆっくりということではないんだけど、やっぱり新人だし、状態を見ながらのスタートになります。(現状は)トレーナーの方に聞いてもらわないと。われわれは、なんとも言えない」と説明した。

 新人合同自主トレ参加中の立石は17日の練習中に「下肢の張り」を訴え、ノックやロングダッシュなどのメニューを見合わせた。19日に大阪府内で検査を受け「右脚の肉離れ」と発表された。以降は室内練習場で別メニュー調整を続け、この日もグラウンドに姿を見せることはなかった。治療や故障箇所に影響の出ないトレーニングに励んだとみられる。だが、まだ1月。悲観することはない。

 思い起こせば、同じ都内のトレーニング施設に通う縁で親しくなった森下も、新人時代の23年は右脚のコンディション不良で別メニュー調整だった。キャンプも具志川組からスタートしたが、焦ることなく徐々にピッチを上げていった。宜野座キャンプ初合流は2月中旬。それでも終わってみれば、キャンプ中の実戦8試合で打率・381とアピールに成功し、「6番・右翼」で開幕スタメンに名を連ねた。シーズンでも打率・237、10本塁打、41打点でリーグ優勝メンバーの一員となった。オリックスとの日本シリーズでは新人記録を更新する7打点をマークし、日本一に貢献してみせた。

 3年目を終えた段階で、猛虎の浮沈を担うまでに成長を遂げた森下が「自分が入団したときのスイングスピードとか技術、飛ばす能力(より)は、立石の方が断然、上」と言うほど底知れぬポテンシャルを秘めるゴールデンルーキー。焦る必要はない。ヒーローは、遅れてやってくるものだ。 (石崎 祥平)

≪23年、森下の春季キャンプVTR≫

 ▽2月1日 右太腿裏肉離れの影響で2軍スタート。

 ▽2日 初めて屋外フリー打撃を行い、38スイングで4本の柵越え。

 ▽6日 和田2軍監督の密着を受けて200スイング。

 ▽9日 2軍本隊に初合流。

 ▽11日 1、2軍合同紅白戦の紅組で2回表に四球。3回裏には白組で出場して二塁内野安打。

 ▽15日 初対外試合となる楽天戦に途中出場。1軍初打席は遊ゴロ。

 ▽16日 実戦形式の打撃練習で青柳、伊藤将らと対戦し6打数3安打。18日からの1軍昇格が決定。

 ▽19日 韓国・サムスン戦で2安打。岡田監督は「俺が入った時より数段上」。

 ▽23日 中日戦で東海大相模の先輩にあたる小笠原から適時二塁打。
 ▽26日 オープン戦の日本ハム戦に初の3番でフル出場し3安打。

 ▽27日 宜野座キャンプ打ち上げ。期間中の実戦で打率.381と躍動するも、プロ初キャンプの自己採点は激辛の「60点」。

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