阪神・岡田彰布顧問 WBC組「最初からあかんと思っとかな」連覇へ期待と提言“岡田節”全開

[ 2026年1月22日 05:00 ]

阪神・岡田顧問
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 阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)が大阪市内で行われた「甲子園歴史館運営会議」に初めて参加した。球団公式行事にも今年初めて姿を見せた岡田顧問は2リーグ分立後、初の連覇に向け「楽しみという点ではキャンプから楽しみやな」と新戦力も加わったチームに期待を寄せた。

 その上で、連覇達成に向け、3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)から、3・27開幕戦に向けた調整が重要になると強調。現時点で佐藤、森下、石井、坂本と攻守のキーマン4人の派遣が決まっていることも踏まえ、“WBC組はシーズンが開幕したら不調を念頭に置いて戦え”と提言した。

 「体調を含めて、いつもとは違う意味での開幕を迎えるわけやから、そら難しいのは当たり前。最初からあかんと思っとかなあかん」

 前回の23年WBC時に、チームを指揮した経験が岡田顧問にはある。当時は湯浅、中野を派遣したが、特に湯浅は調整に苦しみ、シーズンでは15試合登板にとどまった。侍ジャパンでは個々の調整より世界一に向けて勝つことが優先される。石井の調整不足、佐藤と森下の打ち込み不足など、本人もチームも想定すべきだと指摘した。

 「こっちにおったら、打ち込みしたいとか、開幕に向けた間隔で登板もできるが、そういうのがなくなる。試合に出してもらえるかどうかも分からん。そのへんは自分で流れに合わさんとしゃあない。(23年も)俺もそんなにあてにしてなかった。そのための予備をちゃんと準備しとかな」

 チームの危機管理という点でも、マイナス思考から入って、備えることが必要だと訴えた岡田顧問。今年も沖縄・宜野座で選手層が厚くなった阪神に熱視線を送る。 (鈴木 光)

≪チーム唯一契約未公開の佐藤輝には「おかしい」≫

 ○…岡田顧問は、チームで唯一契約未更改の佐藤について「今まで未更改というのがおかしい。何で更改してないんかな」と首をかしげ「(早くスッキリしてほしい?)そんなん当たり前やんか」と語気を強めた。キャンプインまで10日を切る中での異例の事態。年俸調停の過去の事例を切り出し「昔は調停とかしとったな。すり合わせが合わんでな、年俸のな」と懐古した。

≪新人合同自主トレ「やってもやらんでもええ」≫

 ○…ドラフト1位・立石(創価大)が「右脚の肉離れ」を負った新人合同自主トレのあり方についても、岡田顧問は一石を投じた。20日の12球団監督会議で阪神・藤川監督が「選手にヒアリングしてもいいんじゃないか」と述べた恒例の制度について「12球団で話しすることちゃうやんか。これ(新人合同自主トレ)は別に、やってもやらんでもええ話やから」と持論を展開。自身の現役時代を回想し「新人なんか練習せえへんかったやん。そんなん昼に帰ってたよ、みんな。昔はそうやんか」と懐かしんだ。

≪歴史館来場増加 粟井球団社長は“V効果”強調≫

 ○…甲子園歴史館運営会議に出席した阪神・粟井一夫球団社長は、リーグ最速優勝を決めた昨年の来館者増加に言及し「歴史館にタイガースの歴史を積み上げていくのに、2位以下では薄いと凄く感じた。1位じゃないとあかん」と“V効果”を強調した。会議初参加の岡田顧問も同館の活況について「俺もそこまでゆっくり見に行くことないやんか。思っている以上にお客さんが来ているなと思った」と話した。

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