【26年版球界新士録(6)巨人6位・藤井健翔内野手】ポスト岡本へロマンあふれる「浦学のジャッジ」

[ 2026年1月19日 05:30 ]

フリー打撃で快音を響かせる藤井(撮影・松永 柊斗) 
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 高校生離れした1メートル81、96キロの恵まれた体には、夢とロマンが詰まっている。ブルージェイズへ移籍したポスト岡本としての期待も大きい巨人のドラフト6位指名・藤井は「憧れの舞台なので楽しみという気持ちしかありません」と胸を高鳴らせてプロの世界へ飛び込む。

 支配下では球団唯一の高校生としての指名。「浦学のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)」と呼ばれた浦和学院(埼玉)時代に下した大きな決断が、プロ入りへつながった。「プロ野球選手になりたいと思っていたが、真剣に考え出したのは2年生の秋から」。それまでは指名漏れの場合でも「大学、社会人で続けていずれプロになれれば」と考えていた。だが「その考えでは甘い。プロ以外の選択肢は考えないことにした」と進路をプロ一本に絞り、大学や社会人への道は自ら断った。

 一時は106キロあった体重も、甘えを捨ててプロ仕様を目指している。昨年11月から3カ月、嫌いなランニングを毎日1時間以上続けて10キロの減量に成功。食生活もチームに同行している管理栄養士から学び、ベストな体重をキープできるようになった。

 高校通算35本塁打を誇る右の長距離砲はバットへのこだわりも強い。自身のスイングを「バットを押し込む際に右手の使い方が下手」と分析。ヘッドを走らせるため、長さや重さを微妙に変えた3種類のバットを用意し「これでプロの球にも対応していけると思う」と話した。

 夢も大きい。「自分もメジャーリーガーになりたいと思っているので、岡本さんのようになりたい」。伝統ある巨人の4番から世界を見据えている。(村井 樹)

 ◇藤井 健翔(ふじい・けんしょう)2007年(平19)8月15日生まれ、岡山県出身の18歳。連島東小1年からソフトボールを始め、連島中時代は「ヤングマキビクラブ」に所属。浦和学院(埼玉)では2年春からベンチ入りし、高校通算35本塁打。1メートル81、96キロ。右投げ右打ち。

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