殿堂入りプレーヤー部門は5年ぶり選出者なし 来年は松坂大輔氏、鳥谷敬氏が候補入り

[ 2026年1月16日 05:00 ]

プレーヤー部門得票数
Photo By スポニチ

 野球殿堂博物館は15日、都内で今年の殿堂入りを発表した。競技者表彰のエキスパート部門では元日本ハム監督で、23年WBCで指揮官として侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹氏(64=日本ハムチーフ・ベースボール・オフィサー)が選ばれた。プレーヤー部門は5年ぶり、特別表彰は15年ぶりに選出者がなかった。

 競技者表彰のプレーヤー部門は元巨人、中日内野手の川相昌弘氏(61)が当選必要数までわずか2票足りない254票で、惜しくも殿堂入りを逃した。プレーヤー部門での選出者なしは21年以来5年ぶり3度目となった。

 川相氏は岡山南から82年ドラフト4位で巨人入団。「バント職人」として通算533犠打の世界記録をつくり、遊撃手としてもゴールデングラブ賞に6度輝くなどいぶし銀の名選手だった。今回が候補最終年の15年目。来年はプレーヤー部門の候補から外れ、次はエキスパート部門で復活を目指すことになる。

 また、元ヤクルトで通算2133安打の宮本慎也氏(55)は232票、元西武で日米通算2705安打の松井稼頭央氏(50)は222票と前年から票数を大きく伸ばしたが、殿堂入りはならず。今年が候補1年目で「火の玉ストレート」を武器に日米通算245セーブの阪神・藤川球児監督(45)は66票だった。

 《鳥谷敬氏も候補入り》来年は競技者表彰のプレーヤー部門で、「平成の怪物」として日米通算170勝の松坂大輔氏(スポニチ本紙評論家)が候補入りする。横浜で98年に甲子園を春夏連覇。夏の決勝では京都成章を相手にノーヒットノーランで優勝を決めた。西武入団後は1年目から3年連続最多勝。07年にはレッドソックスで世界一に輝き、WBCでも侍ジャパンが大会を連覇した06、09年にMVPを受賞した。また、元阪神、ロッテで通算2099安打の鳥谷敬氏も候補入りする。

 〇…特別表彰は11年以来15年ぶりに該当者なしに終わった。14人の選考委員が10人の候補者から3人連記の投票を行ったが、当選に必要な75%(11票)には一人も届かず。規定により上位3人に絞って2人連記の2度目の投票を行ったが、元日本野球機構(NPB)BISデータ本部室長で「記録の神様」と称された宇佐美徹也氏(故人)、銀メダルに輝いたソウル五輪野球日本代表監督の鈴木義信氏(82)が9票にとどまり、必要得票数には届かなかった。

この記事のフォト

「日本ハム」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年1月16日のニュース