田尾安志氏 97敗した楽天初代監督時代「一番楽しかったの、あの1年」 東北のファンに今も感謝

[ 2026年1月8日 18:24 ]

田尾安志氏
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 BS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(月曜後9・00)が5日に放送され、楽天初代監督の田尾安志氏(72)がゲストとして番組初登場。苦労が絶えなかった2005年の楽天監督時代について「一番楽しかった」と懐かしんだ。

 これまでの木曜午後10時から月曜同9時に“お引越し”しての新年初放送。田尾氏は、今回ダブルMCを務めた楽天ファンのお笑いタレント・かみじょうたけし(48)と元日本テレビアナウンサーの上田まりえ(39)に笑顔で迎えられた。

 プロ野球再編に伴い、2004年秋に新球団として誕生した楽天の初代監督に3年契約で就任。だが、圧倒的な戦力不足は明らかで、パ・リーグ参戦1年目となった2005年の開幕2戦目には0―26の惨敗を喫するなど38勝97敗1分けの勝率.281でシーズンを終了し、田尾氏は1年で解任された。

 あれから20年以上。あの経験をどう思っているのか。つらい思い出ではないのか…。

 だが、「本当に東北の方たちの温かい応援で救われた。僕は必ず最下位食らうし、能なし監督って言われるだろうなって覚悟で行ってますから。ヤジられっぱなしで終わるんだろうって。ヤジられないんですよ。これはね、ありがたかったですね。この人たちになんとかいいゲームをお見せしたいっていうね。選手にも“負けてもいいけど全力でやろう”って」と田尾氏。

 「僕、一番楽しかったの、あの1年なんです」と笑顔で語った。

 「こんなに図太い性格してたんだなって。あの1年で初めて感じました。あれだけ負けても寝れない日がないんですよ。“おやすみ”って寝るんです。うちの女房が“なんで寝れるの?”っていうんですよ。5分以内に寝てるそうなんですよ」と心身ともに疲れ果ててバタンキューだった当時を回想した田尾氏。

 「僕はやることやって負けるのはしょうがないと思ってたんで。だけど(契約期間の)3年たった時に、次の監督にバトン渡す時には…。僕は4勝5敗ペースで負けていくチームが最下位のレベルだと思ってるんです。それがだいたいプロ野球界の最下位争い。そこまでもっていきたいなと思ってたんですよね。3年契約って言ったら3年やらせてもらわないと困りますよね。そのなかで考えてるわけですから」と無念さもにじませていた。

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