アストロズ 有言実行の日本市場本格参入 今井達也は日本企業が存在感示すヒューストンのシンボル的存在に

[ 2026年1月2日 08:50 ]

アストロズのダナ・ブラウンGM(撮影・杉浦 大介)
Photo By スポニチ

 西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた今井達也投手(27)がアストロズと契約合意に達したと1日(日本時間2日)、複数の米メディアが報じた。交渉期限が米東部時間の2日午後5時(同3日午前7時)に迫る中での電撃合意となった。

 アストロズにとってはまさに「有言実行」の補強となった。同球団にかつて在籍した日本選手は松井稼頭央、青木宣親、菊池雄星の3人。これまでは日本選手にとって、なじみの薄い球団だったが、11月に開催されたGM会議でダナ・ブラウンGMは「日本人選手たちがメジャーでしっかりとインパクトを残している。我々も日本でのスカウティング体制を強化しようとしているところで、今後はその市場で非常に積極的に動いていくつもりだ」と日本との結びつきを強める方針を口にしていた。

 今井についても「メジャーレベルでインパクトを与えられる選手がいれば、チャンスが来たときには積極的に動くつもりだ。日本でインパクトを残せる選手なら、こちらでも通用するはず。我々は今後も積極的にアプローチしていく」と話していただけに、狙い通りの獲得となった。

 球団は昨年11月に世界的総合空調メーカーのダイキン工業の子会社に当たる「ダイキンコンフォート・テクノロジーズ・ノース・アメリカ社」と15年間の独占的なパートナーシップ関係を締結。球場名も今年1月1日から「ダイキン・パーク」に変更され、日本企業が大リーグの本拠地命名権を初めて取得した。

 さらに昨年9月には成田とヒューストンの直行便を持つ日本航空子会社の「ZIPAIR」と28年までの3年契約を締結。ヒューストン近郊にはダイキンの大規模工場があり、約1万人規模の従業員がいる。さらに地域の在留邦人も4000人規模とされており、今井はチームの戦力をアップさせるだけでなく、地域をさらに活性化させるためのシンボルのような存在ともなる。

 25年シーズンは最終戦前日にポストシーズン(PS)進出争いから脱落し、PS進出が8年連続でストップした。今オフは5年連続2桁勝利の絶対的エース、フランバー・バルデスがFAとなったが、先発投手の補強に成功。打線は通算255本塁打、889打点のホセ・アルテューベが25年も26本塁打を放つなど健在でジェレミー・ペーニャ、ヨルダン・アルバレス、カルロス・コレアら依然として強力打線を誇る。ドジャースの連覇を止め、4年ぶり3度目のワールドチャンピオンへ。態勢は整いつつある。

「今井達也」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年1月2日のニュース