三浦大輔氏「鳥肌立ちました」 巨人とのCS第2戦、選手の粋な計らいには“裏話”があった

[ 2026年1月2日 16:53 ]

DeNA・三浦前監督
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 tvk(テレビ神奈川)の年末特番「2025年もありがとうベイスターズSP」が昨年12月29日午後9時30分から放送され、2025年シーズンまで5年間に渡ってDeNA監督を務めた三浦大輔氏(52)がスペシャルゲストとして出演。2025年10月12日に行われた巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦(横浜)で起きたあのサプライズシーンの裏側について語った。

 今回が放送10年目の節目となった年末恒例特番。チームを長年応援するお笑いコンビ「ダーリンハニー」の吉川正洋(48)、元タレントで横浜バニラCEOの高橋優斗氏(26)、ノンフィクションライターの村瀬秀信氏(50)がゲスト出演し、三浦氏の現役時代から付き合いのある吉井祥博アナウンサー(61)が進行役を務めた。

 4人の拍手が響くなか、三浦氏はトレードマークのリーゼントヘアとジャケット姿でばっちり決めて登場。「カッコいいな!やっぱり!」の声も飛んだ。

 そのなかで、指揮を執った5年間で印象に残っている試合を聞かれた三浦氏。まずは「監督1年目の初勝利」と回答した。

 開幕から6連敗を喫し、引き分けも挟んで待望の監督初勝利を挙げたのは2021年4月4日の広島戦(横浜)。開幕から実に9試合目のことだった。

 「1勝目まで時間かかりましたし。こんなにうまくいかんもんかなと思いながらのスタートでしたからね…」

 そして、「それも(印象に)残ってますし、それと最後の監督としての勝利ですね」と巨人に勝利した2025年10月12日のCSファーストステージ第2戦(横浜)を挙げた。

 この試合で先発マウンドに送り出したジャクソンは初回、佐々木、中山に2本塁打を浴びるなど一挙5失点。レギュラーシーズンで10勝を挙げ、防御率も2.33と安定していた助っ人右腕のまさかの大乱調に当時どう思っていたか聞かれると「ジャクソン………どうしたの?」とまずは回想した。

 「今日は良くないなぁ…って。そんな悪いボールじゃなかったんですけど、全体的にちょっと高くなってね」

 だが、その裏、DeNA打線は相手先発右腕・戸郷から佐野、石上の2本塁打でこちらも一挙5点を奪い、初回だけで5―5という大乱戦に。三浦監督は2回から2番手投手として2年目右腕・石田裕太郎投手(23)をコールした。

 すると、石田裕は三浦監督が現役時代に登場曲として使用していたRIKI(竹内力)の「リーゼントブルース」が流れるなかでマウンドへ。三浦氏は「びっくりしました」という。

 「あれ?と思って。球団がかけたのかなと思ったんです」。だが、実は「裕太郎が前の日かな。なんかね、うちの息子(平塚学園、玉川大で投手だった長男・澪央斗さん)と仲がいいんですよ。で、うちの息子にLINEして。“明日出る時、リーゼントブルース使っていいかな”って。で、息子が“いいんじゃない”って。“いいと思うよ”とかって返してたらしくて。(自分は)知らなかったんですよ。流れた時はちょっと“えっ?”と思いましたね。鳥肌立ちました」

 そして、幼少期からチームのファンでもあった石田裕は緊急登板ながら4回を2安打無失点の好投。三浦氏は「流れを止めてくれました」と改めて感謝していた。

 ちなみにこの試合は初回で5―5ながら、その後はお互いにゼロ行進。5―5のまま9回で決着つかず、延長戦に突入した。そして、巨人が延長11回表に1点勝ち越し。だが、DeNAはその裏、2死走者なしから4連打で一挙2点を奪い返してサヨナラ勝ちを収めた。

 なお、同番組は2日午後11時からtvkで再放送される。
 

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