ナショナルズ 90年代生まれ世代に賭ける大胆人事 大谷と同年齢、31歳GM中心の「若返り実験」

[ 2025年12月21日 09:40 ]

ナショナルズの新監督に就任したブレーク・ブテラ氏(AP)
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は、ワシントン・ナショナルズが進める前例のない「若返り実験」について報じている。

 31歳のアニルド・キランビGMは大谷翔平と同年齢。キランビGMを筆頭に、編成本部長のポール・トボーニは35歳、33歳のブレーク・ブテラ監督は1972年以来の最年少指揮官となった。キランビGMはインドから移住した両親のもとで育ち、ジャイアンツの熱烈なファンとして成長。球団ブログに投稿する一ファンから、球団運営を担う立場へと上り詰めた異色の経歴を持つ。

 変化は急激だ。数カ月前までナショナルズは、63歳の前GMマイク・リゾ、61歳のデービー・マルティネス監督らが率いる“オールドスクール最後の砦”と見なされていた。2019年に世界一を達成したものの、再建は停滞し、編成や育成面で時代遅れとの評価を受けていた。若い幹部の登用自体は珍しくないが、通常は経験豊富な助言役が周囲を固める。

 だがナショナルズは、1990年代生まれを中心とした「集合知」に大胆に賭けている。アシスタントGMたちも30代前半だ。コーチ陣も極めて若く、40歳超はわずか3人。球団は単なる若返りではなく、「アラインメント(方向性の一致)」を重視した結果だと説明する。データとテクノロジーを共通言語とし、同じ水準で議論できる集団づくりが、ナショナルズ再建の核心となっている。

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