中日・岡林勇希 名実ともに「チームの顔」へ 公私充実の切り込み隊長がチーム引っ張る

[ 2025年12月17日 08:00 ]

福留氏が物足りないと語る中日の後輩外野手
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 若きリードオフマンが井上竜をけん引する。来季7年目を迎える中日・岡林勇希外野手(23)だ。

 「自分の成績を上げれば、チームの順位も上がっていくと思いますし、今年チームは最下位は抜けたけど、Bクラスなのは一緒なので。優勝を目指して、一丸となってやっていきたいと思います」

 12月4日に名古屋市内で契約更改交渉し、8000万円増の年俸1億5000万円でサイン(金額は推定)。球団高卒選手では、5年目で大台に到達した高橋宏に次ぐ2位タイで、同野手では立浪和義の8年目を上回る最速で、「(1億円プレーヤーは)誰しもが目指すところだと思うので良かったですが、また一からスタート」と表情を引き締めた。

 印象深い言葉が、「もっと引っ張っていかないといけない」。芽生えたのはチームを背負う責任感だった。きっかけは?と尋ねると、「長いこと1軍でやらせてもらっているので。ある程度そういう立場になってきたのは、いろんな人からも言われていますし、そういうところで発信していこうかなと思いました」と話してくれた。

 積み上げた確かな実績も、メンタル面の成長を促したといえる。今季は主に1番を担い、12球団で唯一となる全試合フルイニング出場を達成。自己最多168安打で2度目の最多安打のタイトルを獲得し、2年ぶり3度目のベストナインに輝き、4年連続4度目のゴールデングラブ賞にも選出された。名実ともに「チームの顔」を託せる存在となった。

 今オフには一般女性と結婚したことも発表。球団を通じて、「妻と二人三脚でより一層、野球に励んでいきます」とコメント。新たな責任感も持ちながら、シーズンに臨む。

 チームは11年以来15年ぶりとなるリーグ優勝を目指す。公私ともに充実の切り込み隊長が、上位浮上のキーマンになる予感だ。(記者コラム・湯澤 涼)

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