ソフトバンク 野村勇は“勇流”を確立しレギュラーをつかむ

[ 2025年12月16日 06:00 ]

プールでポーズを取るソフトバンクの野村
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 ソフトバンクの野村勇内野手(29)が攻守両面で自身のスタイルを確立させると決意を語った。15日に優勝旅行先の米ハワイから帰国。30歳シーズンとなる来季“勇流”をつくり上げ、遊撃のレギュラーをつかみ取りにいくと誓った。今季は126試合に出場して、自己最多の12本塁打を放つなど才能を開花させた。来季さらに飛躍するため、オフの期間も危機感を持ちながらガムシャラに自分を高める。

 常夏の島でのリフレッシュを経て、勝負の年に向けた自主トレへと臨む。野村が来季にかける並々ならぬ決意を口にした。

 「来年は全てのターニングポイントじゃないですか。1年だけ活躍するのはよくある話。(結果が出たことで)今はこの流れがあるけど、来年あかんかったらもうレギュラーになれないと思うので」

 今季は126試合に出場して打率・271、12本塁打、40打点、18盗塁。全てキャリアハイの成績だった。2022年に球団新人タイ記録の10本塁打をマークして以降の2シーズンは不振に陥っていたが、4年目で抜群のポテンシャルを開花させた。今オフ、小久保監督は球界を代表する遊撃手である今宮にサブポジションの準備を指示している。野村が遊撃レギュラーの“挑戦権”を得たからこその判断だ。

 それでも来季30歳シーズンとなる野村は危機感たっぷりだ。いつまでもチャンスがもらえるほどチーム内の競争は甘くない。一気にレギュラーの座をつかみ取りにいく。今オフは自身の課題と向き合いながら単独で自主トレを行う予定。テーマは攻守ともに自らのスタイルを確立させることだ。

 打撃面では開眼のきっかけとなった「前さばき」を完璧に自分のものにする。シーズン中に山川からアドバイスを受け、打席で意識したことで結果につながった。「今年は前で打つといっても“どう前で打つのか”とか、分からなくなったこともあった。自分でいろいろと言語化して考えられるようにならないといけない」

 守備面でもしっかり型をつくり上げる。高い身体能力を生かした守りが武器だが、内野の要となるべく再現性を高めていく。「こういう打球にはこうとか、自分だったらこうするという確立した技術が欲しい。ガッツリやりたい」と思いを込めた。

 慢心は一切なく、むしろ背水の陣の覚悟。三十路のシーズンに“勇流”をつくり上げる。 (木下 大一)

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