広島ドラ3・勝田成“ゼロの誓い”で1年目から飛躍期す 失策ゼロ、故障ゼロ、背番号0の先輩から学ぶ

[ 2025年12月10日 05:05 ]

近大広島キャンパスでファンミーティングを行ったドラフト3位・勝田
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 広島からドラフト3位で指名を受けた近大・勝田成内野手(22)が9日、広島県東広島市の近大広島キャンパスで開催されたファンミーティングに参加した。クイズ大会や質疑応答などで学生たちと触れ合った。既にプロでの背番号は「0」に決定。番号にちなみ「失策ゼロ」、「故障ゼロ」など“ゼロの誓い”を打ち立て、1年目からの飛躍を期した。

 勝田は、人生で初めて広島の地を踏んだ。プロでは本拠地となる場所で開催されたファンミーティング。「このような会を開いていただいて、本当に全国から応援されていると実感が湧いた」。約40分間のイベントでは母校の学生や職員らと交流。大きな期待を背負う背番号0は3つの“ゼロの誓い”を打ち立てた。

 (1)失策ゼロ

 「無失策でシーズンを終えるのが自分の夢」。今年、関西学生野球の春秋リーグ戦では二塁手で無失策。守備には自信を持っているが、さらなるレベルアップに意気込む。日頃から打球をグラブの芯で捕球することを心がけており、守備練習では野球の硬式球より軽いテニスボールを使用。ノックでは打球速度が出やすい軽い球をグラブの中心で捕る練習を繰り返し、球際の強さに磨きをかけている。チームメートとなる憧れの菊池も、20年に二塁手として両リーグで初のシーズン無失策、守備率10割を達成しただけに、その背中を追いかける。

 (2)故障ゼロ

 「ケガをしてしまうと人生が無駄になることもあると思うので、まずはケガをしない体づくりをこの冬は取り組んでいきたい」。野球は2歳から始めた。ここまで大きなケガはなく、長期離脱もないというが、肉体をプロ仕様にするべく強化に励んでいる。大学2年時から継続する初動負荷トレーニングで柔軟性を養い、瞬発系のウエートトレーニングも敢行。さらにランニングなどで下半身強化にも努める。

 (3)背番号0の先輩から学ぶ

 「いろんなことを教えていただいて、いろんなことを感じると思うので、それをしっかり取り入れながら1年目はやっていきたい。(今季限りで現役を引退した)上本(崇司)さんが残した功績を塗り替えられるように(頑張りたい)」。背番号0の前任者・上本は来季から野手専任の球団アナリストに就任。勝田は「本当に苦手」と話す、打席で考える余裕を与えてもらえない投球テンポの速い投手への対応には先輩の力も借りる構えだ。

 「背番号0といったら勝田といってもらえるように、プレーや行動で示していきたい」。既に意気込みは十分。ゼロからのスタートで成り上がる覚悟を示した。(長谷川 凡記)

 ◇勝田 成(かつだ・なる)2003年(平15)6月21日生まれ、大阪市出身の22歳。2歳から都島タイガースで野球を始めて主に遊撃手。中学では大淀ボーイズに所属。関大北陽(大阪)では1年夏に背番号14でベンチ入りし、同秋から背番号4。近大では1年秋にリーグ戦初出場し、二塁手部門でベストナイン6度。50メートル走6秒2、遠投110メートル。1メートル63、70キロ。右投げ左打ち。

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