【現役ドラフト】ソフトバンクはロッテ中村稔弥を獲得 城島CBO“直系”の釣り好き左腕「一から頑張る」

[ 2025年12月9日 18:13 ]

中村稔弥
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 今年で4回目となるプロ野球の「現役ドラフト」が9日に開催され、ソフトバンクはロッテの中村稔弥投手(29)を獲得した。19年のドラフト1位で入団した佐藤直樹外野手(27)は楽天に移籍した。

 中村稔は長崎・清峰から亜大を経て18年のドラフト5位でロッテに入団した左腕。プロ7年で99試合に登板し、7勝9敗4ホールドで通算防御率4・03をマークしている。ロッテ球団を通じ「ホークスは私にとっては地元九州のチームとなりますので、新たな気持ちで一から頑張りたいと思います」とコメントした。

 生まれ育ったのは長崎県佐世保市。「球界の釣り師」としても名高いソフトバンク・城島健司CBO(49)と同窓となる相浦小へ通い、小学3年で野球を始めた。先輩と同様に野球と同じくらい好きなのが釣りだ。暇があれば漁師になった同級生の船に乗り、沖へ出る。体幹の強さは玄界灘が育ててくれた。

 長崎・清峰では3年夏の長崎大会2回戦(対島原工)で海星・酒井圭一(元ヤクルト)の大会記録18奪三振に肩を並べたが、3回戦止まりだった。才能を開花させたのは亜大3年で出合った一冊の本、「なぜ、感謝するとうまくいくのか」(五日市剛著)。亜大・生田勉監督から薦められた本の「ありがとう 感謝します」の一節が心に響いた。蛍光マーカーで線を引き、登板前に必ず読んだ。

 精神面で大きな成長を遂げ、3年秋は東都リーグで防御率1位(1・22)に輝き、4年春には自己最多の5勝。直球は140キロ台中盤だが、それをカバーするために大学時代はリリースポイントが見えづらい投球フォーム、伝統のツーシーム「亜細亜ボール」も習得し、飛躍を遂げた。新天地でもさらなる活躍が期待される。

 楽天に移籍する佐藤直はJR西日本から19年ドラフト1位でソフトバンクに入団。6年目の今季は自己最多の104試合に出場し、打率・239、5本塁打、18打点、10盗塁をマークした。

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