「40歳目前なのに」韓国代表が米78勝左腕・柳賢振を招集理由「通用するのか」現地メディア分析

[ 2025年12月4日 16:33 ]

ブルージェイズ時代の柳賢振(2022年5月撮影)
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 韓国野球委員会(KBO)が来年3月のWBCに向けて1月にサイパンで行うキャンプのメンバーを発表。ドジャースなどで活躍した左腕・柳賢振(リュ・ヒョンジン)投手(38=ハンファ)も招集された。来年3月に39歳となるベテランが突如、代表合宿に呼ばれた理由を4日、韓国メディアが分析した。

 韓国メディア「スポーツ朝鮮」は「『怪物』ももう40歳目前なのに…WBC代表チーム、なぜ突然、柳賢振カードを切ったのか」と題し、ベテラン左腕が代表に招集された理由を報じた。

 リュ・ヒョンジンは08年の北京五輪では金メダルに貢献し、09年のWBCで準優勝。その後はドジャース、ブルージェイズでプレーしMLB通算78勝を挙げた。昨シーズンから韓国球界に復帰し、今季はハンファで26試合に先発し9勝7敗、防御率3・23だった。

 同メディアは「代表合宿に連れて行くのに、練習だけさせて本戦エントリーに入れないわけがない。リュ・ヒョンジンに大きな問題が起こらない限り、事実上(WBC)出場は確定と見ても差し支えないだろう」とした。

 その上で「問題はリュ・ヒョンジンの試合でのパフォーマンスだ」と指摘。今季9勝と依然として韓国球界で最高クラスの先発の1人だが「冷静に全盛期と比較すると、球威がかなり落ちているのは事実だ」とし「球数が60~70球を超えると急激に力が落ちる」と分析した。緊張感あふれ、より強い相手と戦うWBCで「果たして依然として通用するのか、疑問符が付くのは避けられない」と記した。

 ただ、WBCは球数制限があり、1次ラウンドは65球、準々決勝は80球、準決勝以降は95球であることから、柳志炫(リュ・ジヒョン)監督が「球数制限の中ではリュ・ヒョンジンが十分に自分の役割を果たしてくれるという判断もあった」と説明した。

 また、「若くなった代表チームでリーダーシップを発揮できる選手も必要」と同メディアは指摘。米国でも78勝を挙げるなど経験十分なリュ・ヒョンジンであれば「試合でのパフォーマンス以上の存在感でリーダーシップを発揮できる」とチームをまとめる役割も果たしてくれるだろうと期待を寄せた。

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