松井秀喜氏 11.21運命のドラフトから33年 恩師・長嶋茂雄さんに4度の感謝の言葉

[ 2025年11月22日 05:29 ]

ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会 ( 2025年11月21日    東京D )

「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」でお別れの言葉を述べる松井秀喜さん
Photo By 代表撮影

 2度目でやっと「感謝」を伝えられた。再び笑顔の遺影の前に立った松井秀喜氏(51=ヤンキースGM特別アドバイザー)は「胸を張って自分の師は長嶋茂雄だと言える幸せをありがとうございました」と呼びかけた。

 6月8日の告別式では「伝えちゃうと、自分の心からあっという間に監督がいなくなる気がした」とあえて「今日は“ありがとうございました”も“さようなら”も私は言いません」と弔辞を読んだ。あれから166日。

 「11月21日」はちょうど33年前の1992年のドラフト会議で監督に復帰したばかりの長嶋さんが1位指名した松井氏をクジで引き当てた日だった。天国の恩師への手紙を考える中で気付き、「凄い偶然。びっくり。監督が合わせてくれたんじゃないかと。自分の心の中にも区切りをつけないといけない。ありったけの感謝の気持ちを」と「ありがとうございました」と4度伝えた。

 「お願い」もした。「私の心の中に入り込み、私との対話に付き合ってくださればうれしいです」。現役時代は何度も2人だけの素振りで“対話”した。

 「監督だったらどういうふうに考えるかなとある意味、自分の自然の思考回路になってきていて。これからも自分の心の中に長嶋茂雄がいて、ことあるごとに会話し、答えを導いてほしい」
 これからも二人三脚は変わらない。「野球人生の中でかけがえのない存在。男同士で愛するというのもおかしいんですけど、やっぱり、自分の最も愛する人なんじゃないかなと」。お別れの言葉はミスターへのラブレターでもあった。(青森 正宣)

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