NPB2軍の新規参入球団はもっと増えるか? 小林至氏の提言“理想は米国のようなマイナーリーグ化”

[ 2025年11月17日 21:45 ]

オイシックスからドラフトで阪神5位指名された能登嵩都
Photo By スポニチ

 東大卒の元ロッテ投手で、ソフトバンクの球団幹部を経て現桜美林大教授の小林至氏(57)が自身のYouTube「小林至のマネーボール」を更新。プロ野球2軍に昨季から新規参入したオイシックス新潟とくふうハヤテの“未来”に触れた。

 昨季から2軍に2球団が新規参入した。

 小林氏は、その理由を「奇数問題の是正」「選手育成機会の拡大」「ファン層の拡大」と説明した。

 とくに2005年の楽天参入以来、イースタン・リーグ7球団、ウエスタン・リーグ5球団と奇数でバランスの崩れた構成が問題となったいたが、イースタンにオイシックス、ウエスタンにくふうハヤテが参入することで偶数球団でのリーグ運営になった。

 ただし、両球団ともに2軍のみで、将来的な1軍昇格も日本野球機構(NPB)は否定している。

 両球団ともに大きな赤字は出していないが、それで球団を保持する意味があるのだろうか?

 小林氏は「プロ野球1軍の広告効果は年間100億円と言われている。2軍は10億円(の効果)はないかもしれないが、1億円ということはない。そう考えると大きな赤字を出さずに運営していることは両球団ともにもうかっている」と説明した。

 1軍の球団増は検討されていないが、2軍がさらに増えることはあるのだろうか。

 小林氏は「地域性を考えると、あと2球団くらい増えるかもしれない。ただし、独立リーグとの兼ね合い」と、指摘した。

 現在、プロ野球は独立リーグの人材育成に頼っているところが大きい。今秋のドラフト会議で2軍の新規2球団から指名を受けたのは育成2人を含めて3人。一方、独立リーグからは13人が指名されている。

 小林氏は「独立リーグがなくなれば人材発掘の場も縮小する」と指摘した。その解決策として、「ファームを米国のように独立採算にして、ファーム組織化(マイナーリーグ化)すればいい」と提言した。

「ソフトバンク」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年11月17日のニュース