【神宮大会】立命大 明大撃破で4強 来秋ドラフト候補・有馬伽久が好救援「勝ち切れて自信になった」

[ 2025年11月17日 05:30 ]

第56回明治神宮野球大会大学の部2回戦   立命大7―2明大 ( 2025年11月16日    神宮 )

<明大・立命大>4回途中から登板した立命大・有馬 (撮影・西川祐介)
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 大学の部は準々決勝2試合が行われ、立命大が明大を延長10回タイブレークの末に7―2で下し、2008年以来17年ぶりの4強入りを決めた。来秋ドラフト候補に挙がる有馬伽久(がく)投手(3年)が6回2/3無失点の好救援。関西学生野球連盟が東京六大学連盟に勝利するのは、97年決勝で近大が法大に勝利して以来28年ぶりとなった。高校の部も準々決勝2試合が行われ、4強が出そろった。

 ドラフト指名選手3人を擁する明大でも、立命大の有馬は止められなかった。「感じたことのない怖さがあったが、ビビっていても仕方ない」。大会新記録の10者連続三振を達成した1回戦から中1日。0―1の4回1死一、三塁から救援した。このピンチを犠飛による最少失点でしのぐと、5回以降はタイブレークの延長10回も含めて三塁すら踏ませなない。優勝候補で秋季リーグ戦全勝の東京六大学王者に土をつけた。

 秋の神宮に吹き荒れる「有馬旋風」。飛躍のきっかけは、3月の明大との練習試合にあった。8安打中7安打を左打者に許して4回4失点で降板。「あの時は左打者に直球とスライダーしかなかった」。その後、「ミスター社会人野球」ことトヨタ自動車の佐竹功年氏から「ツーシームを投げられれば、投球の幅が広がる」と金言を授かった。得意球のスライダーと逆方向に曲がる変化球を覚えたことで、左打者への被打率が劇的に改善した。

 練習試合から8カ月後の再戦。6奪三振は全て左打者から奪った。「1回戦の方がよかった。でも、ツーシームで打ち気をそらせた」。3球三振を含む2打数無安打に抑えた西武1位指名の小島大河(4年)には「凄い球だった」と言わせた。

 「勝ち切れて自信になった」。左の強打者が並んだ明大も封じ、いよいよ死角がなくなった。(河合 洋介)

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