来季2年目のロッテ・広池康志郎 応援を力に、地元での秋季キャンプから飛躍期す

[ 2025年11月16日 08:00 ]

ロッテ・広池
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 宮崎・都城市で実施されているロッテの秋季キャンプは17日、最終日を迎える。サブロー新監督が打ち出した「昭和のキャンプ」は10月29日にスタート。約3週間、選手たちは厳しい鍛錬に励んだ。秋季キャンプの実施は18年の鴨川キャンプ以来6年ぶり。ロッテ担当3年目なので、前回までとの比較はできないが、「気合と根性」の、いわゆる昭和式とは違っていた。確かに体に覚えさせるようなメニューもあったが、最下位に終わった今季をしっかりと振り返り、何が足りなかったのかを検証した上で、明確なテーマを持って細やかな練習もしていた。何よりも練習を終えた選手たちの充実感漂う顔が強く印象に残った。ここで蒔かれた種がどんな花を咲かせるのか、来年以降が楽しみになった。

 地元での秋季キャンプから来季の飛躍を目指す選手がいる。都城農から東海大九州を経てドラフト5位で今年入団した広池康志郎投手(23)だ。広池は9月17日のオリックス戦でプロ初勝利を挙げての故郷凱旋。第1クールに開催された即席サイン会では大人気だった。都城市の魅力を発信する「みやこんじょ大使」に委嘱されるなど地元でも話題となり、休日だった12日には母校・都城農をサプライズ訪問し、後輩たちと交流した。

 15日には広島との練習試合に2番手で登板。最速152キロをマークし、4回を2安打無失点で勝利投手になった。フェニックス・リーグでも地元登板はあったが「やっぱり自分を応援しに来てくれる人がいるので、普段以上にっていうと変ですけど、より良い姿を見てもらいたいって気持ちにはなります」と話す。長く厳しいキャンプも「都城は何を食べてもおいしいので、ご飯が楽しみで練習、頑張れています」と笑った。

 プロ初勝利は中継ぎでの白星。2年目となる来季は先発での勝利が目標となる。「真っすぐはシーズン中と同じぐらいの球が投げられたけど、変化球は課題かなと感じた。先発として長いイニングを投げることをやっているので、真っすぐのスピードはアベレージも上がってきている。ただ、クイックで出力が落ちるとか、まだまだ課題はあるのでオフに頑張って、来春のキャンプも(1軍)の都城で迎え、先発で勝ち投手になって戻ってきたい」。その目標が現実になる日は、そう遠くないかもしれない。(ロッテ担当・大内 辰祐)

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