赤星憲広氏 奥深すぎる盗塁の極意 絶対決める時のリードとは 「今だから言いますけど…」

[ 2025年11月16日 21:25 ]

赤星憲広氏
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 元阪神で通算381盗塁の赤星憲広氏(49=本紙評論家)が16日までにソフトバンクOBの和田毅氏(44)のYouTube「和田毅ラボ」に出演。奥深すぎる盗塁の極意について語った。

 盗塁で一番大事なのは「スタート」と断言。その上でいいスタートが切れるかどうかは「全てはメンタル」と強調した。投手との駆け引きの中で「“けん制でアウトになりたくない”と思い始めただけでマイナス。だからいいスタートを切れずにアウトになる」という。

 赤星氏はその迷いを少なくするために投手のクセや配球を徹底的に研究。自身のリードにも人知れず工夫をこらしていた。「盗塁しようと思ったら、少しでも二塁に近い方がいいと大きいリードを取りたくなる。でも僕の持論はリードを取れば取るほど、けん制で戻る意識が強くなる。意識が逆行してしまう。僕はそれを逆手に取って、絶対盗塁しなきゃといけない時は(リードを)縮めていた。行く方に重点を置けるので。タイムを取っても、その方が絶対速かった」と明かした。

 さらに「これは今だから言いますけど」と、より高度なテクニックを告白。

 「リードの(前後の)位置を変えていた。後ろ(外野寄り)にいると投手は遠近感で遠く(リードが大きく)見える。近く(本塁寄り)にいると投手も近く見えるんで、一歩多く出ていても同じように見えるんです。だから、究極の時は僕は前に出て、いつもより半歩多く出ていた。そうすることで、リードの歩数が増えていることに気付かないんですよ」

 絶対に決めなければいけない場面では①投手寄りに前に出て半歩大きくリードする。②いつも位置で半歩縮める。この2つを使い分けていたという赤星氏。これには百戦錬磨の投手だった和田氏も「初めて聞きました」と驚嘆していた。

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