【トライアウト】「まだやりたいんでね」主役は40歳の松山竜平!持ち味全開3安打 応援歌流れ同僚も来た

[ 2025年11月12日 14:07 ]

<トライアウト2025>トライアウトを終え、ファンにあいさつする松山(撮影・岸 良祐)
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 日本プロ野球選手会が主催する「エイブルトライアウト2025~挑め、その先へ~」が12日、マツダスタジアムで行われ、38選手が参加。今トライアウト最年長で、広島を戦力外となった松山竜平内野手(40)が8打席に立ち3安打と鋭いスイングでマツダのファンを魅了した。

 最終8打席目はオリックスの小野泰己投手(31)と対戦。154、155、156キロと剛速球を投げ込む右腕に対して、最後は155キロの直球に詰まり左飛に終わった。それでも、打席前には応援歌が流れるなど慣れ親しんだマツダで40歳が堂々の主役を張った。

 プレーボールイニングに登場した松山は、竹内龍臣(23=中日―茨城アストロプラネッツ)の切れのあるボールに対してフルスイングしバットを折りながらの打球は右翼方向への鋭いファウルに。さすがの一振りに大歓声が巻き起こる中、最終的に外角低めのフォークをうまくすくい上げ右前打。今トライアウト初安打をマークし一塁ベース上で笑みを浮かべた。

 その後、見逃し三振、中前打、四球、中飛、空振り三振、中前打、左飛と8打席に立ち7打数3安打2三振。持ち前の豪快なスイングで鋭い打球を放ち、40歳“アンパンマン”健在をアピールした。全ての選手がアピールを終え、全選手が集結したグラウンドで満面に笑みを浮かべた松山は、球児のように大きな声で「ありがとうございました!」と感謝の思いをスタンドに届けた。

 「どこかでまだやりたいんでね」。40歳でトライアウトに挑戦した理由をさらりと口にした松山は、応援に駆け付けた西川龍馬ら同僚、そしてカープファンの大声援を振り返り「本当にうれしかったです」とニッコリ。「今年が完全燃焼で終わったので、もうちょっと頑張ってみようかなと」「もうあとは、もう待つだけなんで。はい。良い返事をいただければいいかなと思います」と充実感を漂わせた。

 同内野手は鹿屋中央(鹿児島)から九州国際大を経て、07年大学生・社会人ドラフト4巡目で広島に入団。勝負強い打撃を武器に出場試合数を伸ばし、13年に初の2桁本塁打をマーク。16~18年のリーグ3連覇に貢献し、18年には自己最多の124試合の出場で打率・302、12本塁打、74打点を記録した。以降は若手の台頭で出場試合数こそ減らしたが、23年には代打で打率・380、21打点の好成績を残すなど勝負強さは健在だった。今季の出場試合は最終戦の1試合のみ。プロ18年間での通算は1304試合の出場で打率・278、83本塁打、535打点。

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