堅守で貢献のロハス「絶対に諦めない。それがこのチーム」 送球スーパーキャッチ&素手キャッチの美技連発

[ 2025年11月1日 14:25 ]

ワールドシリーズ第6戦   ドジャース3―1ブルージェイズ ( 2025年10月31日    トロント )

勝利を収め、ガッツポーズを作るドジャース・ロハス(AP)
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 ドジャース山本由伸投手(27)が10月31日(日本時間11月1日)、敵地でのブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第6戦に先発。6回96球を投げて5安打1失点と試合をつくり、負ければ連覇消滅の崖っぷちの一戦で好投。チームは右腕の力投もあり接戦をものにして勝利し、対戦成績を3勝3敗のタイに戻し逆王手をかけた。今WS初スタメン出場で、攻守を連発してチームの勝利に貢献したミゲル・ロハス内野手(36)がしびれるような最終局面を振り返った。

 3―1の9回無死二、三塁。一打同点の場面でもチームリーダーは冷静だった。「どんな状況でも、どんな場面でも、絶対に諦めない。それがこのチームなんだ」と振り返る。この局面で佐々木の後を受けたグラスノーとも守備位置の確認など、落ち着いて会話を交わした。「僕は彼がアウトを取ってくれると完全に信じていました。最終的には“彼が三振を取ってくれる”“絶対にやり遂げてくれる”そう確信していました」と仲間への信頼感を胸に守備位置に戻った。

 1死後、ブルージェイズ・ヒメネスの打球は浅い左飛になった。左翼手のE・ヘルナンデスはダッシュよく捕球し、二走・バージャーが塁から出ているのを見て、二塁へランニングスロー。二塁カバーに入ったロハスは走者と重なる左側への送球を体をひねりながらワンバウンドですくい上げ、併殺を完成させた。「もちろん、キケの判断も素晴らしかった。打球を完璧に追い、折れたバットだとすぐに見抜いて、すぐに反応した。それも本当に見事でした。そのあと彼がセカンドに送球した瞬間、僕は“絶対にこのボールは自分の後ろを抜かせない”と思っていました。そして試合があのプレーで終わってくれて、本当にうれしかった」。執念でつかみ取った勝利に笑顔だった。

 打撃では3打数無安打だったが、鉄壁の守備はチームの安心材料だった。3―1の4回1死一塁ではバーショのゴロを巧みなハンドリングでさばいて併殺打とすると、ビッグプレーは7回だ。1死からバージャーの放った打球は高いバウンドで二塁へ。グラブで捕球してからの一塁送球では間に合わないとみて、素手で打球をキャッチ。そのまま握り替えず一塁送球で間一髪アウトにした。次打者・クレメントが左中間二塁打を放っているだけに、ピンチの芽を摘むスーパープレー。負ければ連覇の夢がついえる崖っ縁の一戦でチームリーダーが光り輝いた。

 

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