佐々木朗希 笑顔で「僕、今日たぶん投げてないです」 1回2/3無失点、日本投手4人目の1年目WS登板

[ 2025年10月28日 16:45 ]

ワールドシリーズ第3戦   ドジャース6―5ブルージェイズ ( 2025年10月27日    ロサンゼルス )

ワールドシリーズ<ドジャース・ブルージェイズ>サヨナラ勝ちに笑顔の山本、佐々木、大谷(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース佐々木朗希投手(23)が24日(日本時間25日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第3戦にリリーフ登板。1回2/3を1安打無失点と好リリーフ見せた。WS初登板で、メジャー1年目でのWS登板は、日本投手としては07年の松坂大輔と岡島秀樹(レッドソックス)、昨年の山本由伸(ドジャース)に次ぐ4人目となった。

 WS初登板はしびれる場面だった。大谷の本塁打で5―5と同点に追いついた直後の8回。この回から登板した5番手のドライヤーが1死からの連打で一、二塁のピンチを招くと、ロバーツ監督がベンチから出る。場内に「佐々木朗希」の名がコールされると観衆から大声援が沸き起こった。

 最初の打者・フランスは内角への97.5マイル(約156.9キロ)の直球で三ゴロ、2死二、三塁と局面を進めたが、続くルークスにはスプリットを連投。5球、スプリットを続け、最後は投ゴロに打ち取った。高いバウンドとなったが、長い右手を伸ばしてキャッチ。一塁まで走り、一塁手のフリーマンへのトスはワンバウンド気味に。危ないプレーに苦笑いだったが、ピンチをしのぐと場内から発生した割れんばかりの「ロウキコール」に包まれた。

 ピンチでブルージェイズ打線を封じた佐々木は、9回も続けてマウンドへ。2四球を出しながらも要所を確実に締め、無失点でつないだ。しかしここから試合は死闘に入る。佐々木の後を受けたシーハン、カーショー、エンリケス、クラインと無失点リレーを続けると、延長18回にフリーマンがサヨナラ弾で死闘に終止符を打った。

 好投で勝利に貢献したことは間違いない。しかしWS史上2番目の長さとなる6時間39分の試合時間で歴史に残る死闘となったっだけに、8、9回は結果的に“中盤戦”に。勝負どころで輝きを放つ右腕は「僕、今日たぶん投げてないです」とジョークを飛ばし、帰途に就いた。

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