【虎番潜入】DeNAの積極走塁に警戒を 阪神担当・石崎記者がハマスタで「虎007」ばりの熱視線

[ 2025年10月12日 05:15 ]

セCSファーストステージ第1戦   DeNA6-2巨人 ( 2025年10月11日    横浜 )

3回、蝦名の適時打で生還する林
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 CSファーストS初戦となったDeNA―巨人戦に、スポニチ阪神担当の石崎祥平記者(34)が潜入した。阪神スコアラー陣と同様に、「007」ばりの熱視線。先勝したDeNAがファイナルSまで勝ち上がった場合、警戒すべき積極走塁に焦点を当てた。

 15日から始まるCSファイナルSへ向けて阪神が残留練習を行う甲子園…ではなく、私が向かった先は横浜スタジアムだった。試合前に到着。早朝から断続的に降り注いだ雨の影響もあり、DeNAの打撃練習は室内練習場で行われていた。

 打撃練習を終えた駒大の1学年上の戸柱先輩にあいさつをしようとすると「スパイだろ!」と先制パンチを浴びた。周囲の記者から冷ややかな視線を感じながらも、潜入企画のために取材をするしかない。初戦で目に留まったのはDeNAの“積極走塁”だった。
 3回1死二塁で1番・蝦名が左前打を放った。ライナー性の打球だったため、二走・林は三遊間を抜けるのを待ってからスタート。グラウンドがぬれていることもあり、林は転倒しないように三塁を陥れた。だが、河田三塁コーチは左翼手・丸のチャージが遅いとみるやいなや、本塁突入を指示。捕球時にまだ三塁ベースに到達していなかった林は一気に加速し、生還した。

 「一、三塁に置いておくと(次打者で)ゲッツーもある。何かあったら回そうかと思っていた。外野手の立場からすると下がぬれているから普段とはプレッシャーが全然違う」

 試合後、河田コーチはそう振り返った。阪神は今季、左翼に前川、高寺、熊谷らが日替わりで就くが、不安定な要素は多い。大味なゲームを展開するように見えるDeNAだが、最新のデータ分析を積極的に試合で反映させつつ、“短期決戦仕様”の侮れない走塁も駆使する。ファイナルSに勝ち上がってきた場合、注意したいワンプレーだった。

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