「ああいう形で終わるのは誰にとっても辛い」ドジャース指揮官 痛恨ミスの敵軍24歳右腕に「良い投手だ」

[ 2025年10月10日 12:27 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第4戦   ドジャース2×―1フィリーズ ( 2025年10月8日    ロサンゼルス )

11回2死満塁でドジャース・パヘスのゴロをはじいたフィリーズ・カーカリング(右、AP)
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 ドジャースは9日(日本時間10日)、本拠でフィリーズとナ・リーグ地区シリーズ(DS)第4戦を戦い、劇的サヨナラ勝利で3勝1敗として、2年連続のリーグ優勝決定シリーズ(NLCS)進出を決めた。デーブ・ロバーツ監督(53)は連日、熱戦を繰り広げた敵軍に感謝の言葉を口にした。

 フィリーズはレギュラーシーズンを96勝66敗、勝率・593で終え、ドジャースの勝率・574を上回り、第2シードで地区シリーズから登場。その相手に敵地で連勝、前日の第3戦は敗れたものの3勝1敗で突破を決め、ロバーツ監督は「まずはフィリーズに素晴らしいシーズンを送ったことを祝福したい。ドンブロウスキー(編成本部長)、ロブ(トムソン監督)、チーム全体、そして選手たち。クラブとして本当に一流だ。激しい戦いだったし、まさに死闘だった。まさに『名勝負』ってやつだ。彼らの素晴らしいシーズンを称えたい」と敵軍に拍手した。

 第4戦は1―1のまま、延長戦に入り11回2死満塁からフィリーズ5番手・カーカリングがパヘスのゴロを弾いてしまい、慌てて本塁へ送球も逸れたため三塁走者のキム・ヘソンが生還。失策でサヨナラ勝ちというまさかの結果となった。

 ロバーツ監督は試合が決まった瞬間、マウンドで両膝に手をついてうなだれたカーカリングに「あれは本当に残酷だった。彼らは今夜、素晴らしい守備をしていた。ピッチャーとしては練習で何千回もやっているプレーだ。あの瞬間は多分、打者を抑えることに集中しすぎて、アウトカウントや状況を忘れてしまったんだろう。カーカリングは才能ある投手だし、本当に気の毒に思う。もちろん勝ててうれしいけど、ああいう形で終わるのは誰にとっても辛い。彼は今季ずっと素晴らしい投球をしてきた」と相手右腕を思いやる言葉を投げかけた。

 そして「誰もああいう形で終わりたいとは思わない。彼は本当に良い投手だ」とシーズン69試合に登板し、防御率3・30とブルペンを支えた24歳右腕をかばい「でも、ドジャースとしては結果に満足している」と語った。

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