フィリーズ・トムソン監督 大谷翔平は「いつ爆発してもおかしくない」 3戦計14打数1安打も最大の警戒

[ 2025年10月9日 14:00 ]

ナ・リーグ 地区シリーズ第3戦   フィリーズ8―2ドジャース ( 2025年10月8日    ロサンゼルス )

シリーズ初勝利後、会見に登場したトムソン監督(撮影・杉浦 大介通信員)
Photo By スポニチ

 フィリーズは8日(日本時間9日)、敵地でドジャースとナ・リーグ地区シリーズ第3戦を行い、今シリーズ初勝利を挙げた。負ければ今季が終わる局面で、投打とも実力と集中力を示した完勝。ロブ・トムソン監督(62)は「最高の気分だね」と笑顔を見せた。

 プラン通りに事を進めた。先発に通算109勝のノラを送り出し、3回からスアレスにスイッチ。今季12勝、防御率3.20とローテの一角を担った左腕に試合を託した。スアレスは最初の打者・エドマンに先制本塁打を許したが、直後に打線が強力に援護する。指揮官がポイントに挙げたのは、4回先頭で打席に入ったリーグ本塁打王・シュワバーの今ポストシーズン初本塁打となる特大の右越え同点ソロだった。打線を活性化させた山本を攻略した一打を「狙い通りのカウントに持ち込んで、速球を待てる場面も作れたし、シュワーバーのホームランがチーム全体に火をつけた。あの一発でベンチの雰囲気が一気に変わったよ」と振り返った。

 スアレスが安定感あふれる投球で5回を1失点。3回の3得点以降は好機を作りながらも無得点だった打線は、8回にリアルミュートのソロ本塁打、シュワバーのこの日2本目となる2点本塁打など、5安打を集め、打者9人攻撃で大量5点を奪い、一気に勝負を決めた。

 勝敗の分岐点はシュワバーの一発、そして相手の得点源・大谷翔平を封じたことだった。対戦成績は1勝2敗ながら、3試合で大谷に対しては14打数1安打。この日もノラ、スアレス、バンクスが計5打数無安打に封じた。大谷の不調について「正直、あまりコメントはしたくない」と苦笑いした指揮官。それでも警戒感は変わらない。「彼はいつ爆発してもおかしくない打者だからね。それだけ偉大な打者だ。でも、我々が彼をうまく抑えているのは確かだ」。強敵が眠らせ続け、大逆転でのリーグ優勝シリーズ進出を狙う。

続きを表示

「ドジャース」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年10月9日のニュース