「厄介」「滅多に見かけない」ヤンキース・ブーン監督は相手新人に脱帽 2敗で崖っ縁も「勝てば一変する」

[ 2025年10月6日 09:15 ]

ア・リーグ 地区シリーズ第2戦   ヤンキース7―13ブルージェイズ ( 2025年10月5日    トロント )

4回、先発・フリード(右)に交代を告げるヤンキース・ブーン監督(AP)
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 ヤンキースは5日(日本時間6日)、敵地でのブルージェイズとの地区シリーズ第2戦で投手陣が15安打13失点と打ち込まれ、大敗。0勝2敗と崖っ縁に立たされた。

 2回、ブルージェイズ5番・バーショの右翼線への打球をジャッジがクッションボールの処理を誤りエラー。無死三塁のピンチを背負い、今季MLB最多19勝左腕の先発・フリードが、次打者・クレメントに先制2ランを浴びた。

 フリードは3回にも3点を失うと、4回無死一、二塁で降板。後を継いだ2番手・ウォーレンがゲレロに満塁弾を浴びるなど、6回までに計4本塁打を打たれて11失点で試合は決した。フリードのこの日の登板成績はし、3回0/3を8安打7失点だった。

 打線も相手先発の22歳新人右腕。イエサベージに6回1死まで無安打無得点、11三振を奪われて沈黙。イエサベージ降板後にベリンジャーの2ランでようやく得点すると、7回には6安打を集中させて5点を奪ったが、序盤の失点が大きすぎた。2番・ジャッジは4打数2安打で2試合連続マルチ安打と打撃は好調を維持しているが、ポストシーズン(PS)に入ってから本塁打が出ていない。

 試合後、ブーン監督は相手先発・イエサベージについて「あのスプリットは厄介だった。滅多に見かけない。それを効果的に使っていた。スプリットに我々は対策ができなかった。彼の調子も良かった」とお手上げだったと完敗を認めた。

 その上で、データや映像などがあることから「しっかり準備していた」と右腕対策を講じていたものの「経験に勝るものはない。彼は少し独特だった」と実際に打席に立つと、事前情報と若干の差異があったと振り返った。

 一方で7失点した自軍先発・フリードに関しては「制球力がなかった。自分が投げたい場所に球がいかなかったんだろう」と指摘した。
 
 5試合制の地区シリーズで0勝2敗と崖っ縁に立たされ、指揮官は「敵地で連敗すれば、世界が崩れ落ちていくような気分になる。でも火曜の試合に勝てば状況は一変する」と本拠で7日(同8日)の第3戦に勝てばいいときっぱり。「我々は自信を失っていない。誰1人として“彼らに勝てない”と思っていない」と必勝を誓った。

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