トロントにスター誕生!PSデビューで6回途中無安打無失点11Kの22歳イエサベージ「雲の上の気分」

[ 2025年10月6日 09:30 ]

ア・リーグ地区シリーズ 第2戦   ブルージェイズ 13―7 ヤンキース ( 2025年10月5日    トロント )

<ブルージェイズ×ヤンキース>6回途中11奪三振無失点と好投したブルージェイズのイエサベージ(AP)
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  ア・リーグ第1シードのブルージェイズが第4シードのヤンキースに本拠で2連勝し、リーグ優勝決定シリーズ(LCS)進出へ王手をかけた。第3戦は7日(日本時間8日)にニューヨークで行われる。

 ブルージェイズ新人右腕のトレイ・イエサベージ(22)がポストシーズン(PS)初登板でヤンキース相手に快投を演じた。球団最年少記録の22歳69日でPS先発を果たし、最速96マイル(約154.5キロ)の速球に主武器のスプリットを交え、6回1死まで無安打無得点、3~4回の6者連続を含む11奪三振をマークし、8三振をスプリットで奪った。78球でマウンドを降りると、場内は「もっと見たい」と言わんばかりのブーイング交じりのスタンディングオベーションで新たなスター誕生を祝福。「大観衆のエネルギーを直に感じて、自分がやったことを実感した。まさかこんなことになるとは思わなかった」。両手を挙げて応えた若武者は心境を明かした。

 大リーグ公式サイトによると、PSでの6者連続奪三振は過去にバーランダー(2度)、カーショーら7人がマークしたMLBタイ記録。11奪三振はPSの球団新記録で、デービッド・プライス(2015年に2度)、フアン・グスマン(1992年)、デーブ・スティーブ(1985年)の8奪三振を更新した。PSでの2桁奪三振は1975年のナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第3戦で21歳335日だったパイレーツのジョン・キャンデラリアが14三振を記録したのに次ぐ、2番目の年少記録。また、4イニングでの10奪三振は2019年NLCS第4戦でのナショナルズのパトリック・コービンと並ぶPS史上最多記録だった。

 ペンシルベニア州出身で、イーストカロライナ大2年時に米大学代表に選出された。24年ドラフト1巡目(全体20番目)指名でブルージェイズに入団。今季は1Aからスタートし、高い三振奪取率をマークしてハイA、2A、3Aと次々に上がっていき、9月15日にメジャー昇格。同日のレイズ戦で5回1失点、デビュー戦の球団記録となる9奪三振をマークし、同27日のレイズ戦で初勝利を挙げていた。

 試合後の会見では「まさに雲の上にいるような気分。これ以上は想像できない」と笑顔を見せ、スタンドでうれし涙を流した両親について「4歳でティーボールを始めてから、ずっと僕と一緒にいてくれた。最大のサポーターで最高の両親です」と感謝した。降板については「まだ投げたかったけど、12―0だったので仕方がない」と理解を示し、「カウント後半にスプリットを投げたら空振りが取れた。いつもどおりに投げたのが今夜はよかった」と振り返った。

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