阪神・佐藤輝明 来季の3冠王継承を誓う「もっと高みを目指して」 バース氏エール「きっとできると思う」

[ 2025年10月5日 05:15 ]

ノックでガッツポーズを見せる阪神・佐藤輝(撮影・後藤 正志)
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 セ・リーグの全日程が4日に終了し、個人タイトルが確定した。阪神・佐藤輝明内野手(26)は最多本塁打と最多打点を初めて獲得。球団OBのランディ・バース氏(71)から祝福され、来季の3冠王継承を早くも誓った。球団最多の7部門でタイトルを獲得。才木浩人投手(26)が初の最優秀防御率、村上頌樹投手(27)がいずれも初となる最多勝、勝率第一位、最多奪三振の3冠。近本光司外野手(30)は4年連続6度目の盗塁王に輝いた。 

 大台に到達しても、阪神・佐藤輝の目指す頂ははるか上だった。セ・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了。40本塁打、102打点で2冠を獲得した。

 「うれしいです。目標にしていた一つ。今年の成績は自信を持っていい数字。来年以降ももっと高みを目指して頑張りたい」

 シーズン最終戦となった2日ヤクルト戦。1本塁打、3打点を上乗せして球団生え抜きでは40年ぶりとなる「40本塁打&100打点」に到達した。投高打低がトレンドとなっている昨今のプロ野球界では突出した数字。それでも飽き足ることなく、早くも来季の3冠王に意欲を見せた。

 「3冠王も獲って、すごいバッターだとは知っている。僕も頑張りたいです」

 22年のヤクルト村上以来となる勲章に目を向けたのは理由がある。球団では1986年のバースが最後。そのレジェンドOBから関係者を通じて祝福コメントが寄せられた。

 「来年は首位打者を狙ってほしい。そうすれば3冠王も夢じゃない。佐藤ならきっとできると思う」

 自身と同じ左打ち。3月13日の誕生日まで同じという縁もあり、背番号8は発奮材料として受け止めた。

 「しっかり確率を求めて、そうなればいいなと思いますね。もっと(打率を上げることは)いけるんじゃないかと思うし、それをまたオフに考えたい」

 今季打率は・277。打撃の確率を高めることは安打数が増えるだけでなく、佐藤輝の技術とパワーをもってすれば本塁打増への期待も膨らむ。

 「(打席の中では)いろいろなことを考えながらやっています。また、もっと高いところに行けるように考えながらやりたい」

 実現すれば球団の日本選手では史上初。高いポテンシャルを発揮し続ける佐藤輝なら、簡単にやり遂げても何ら不思議はない。
 (石崎 祥平)

 ○…過去の阪神選手の本塁打と打点の2冠は49年、53年藤村富美男、60年藤本勝巳、82年掛布雅之、85、86年バースで、佐藤輝は39年ぶり5人目(7度目)。バースは85、86年の2度とも首位打者を含む3冠王に輝いているが、阪神日本選手の3冠王は出ていない。

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