阪神・デュプランティエ CSファイナルS第3戦先発あるぞ 復帰登板で2回完全「いい感覚」

[ 2025年10月4日 05:15 ]

<練習試合 神・オ>2回を無安打無失点に抑えたデュプランティエ(撮影・北條 貴史)
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 ポストシーズン登板へ向け、大きな一歩を踏み出した。下肢の張りで離脱していた阪神のジョン・デュプランティエ投手(31)が3日、2軍練習試合・オリックス戦(SGL尼崎)で8月9日ヤクルト戦以来の実戦マウンドに立った。先発して2回パーフェクト。直球は最速152キロを計測し、2三振を奪って復調をアピールした。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)で対戦する可能性があるDeNA、巨人いずれとも好相性の助っ人右腕。みやざきフェニックス・リーグでも結果を残せば、第3戦先発抜てきも見えてくる。

 この男の帰還を、誰もが待っていた。平日デーゲームの練習試合にも関わらず、1440人が詰め掛けたSGL尼崎。「先発・デュプランティエ」がコールされると、大きな拍手と歓声が起こった。

 「全体的に見て、いい感覚で投げられた。手応えとしては良かった」

 8月18日に下肢の張りで戦線離脱。以降は2軍施設でリハビリに励んだため、同9日ヤクルト戦から約2カ月間、実戦登板がなかった。そのブランクを、まったく感じさせない復帰登板だった。注目の1球目にいきなり150キロ。2死から横山聖を151キロで見逃し三振に斬り伏せた。2回も1死から池田を空振り三振に仕留めるなど3者凡退で2イニングをパーフェクト投球。「コンディション、体の状態はすごくいい」。今季15試合で6勝3敗、防御率1・39の安定感に加え、90回2/3で113三振を奪った“ドクターK”が、ポストシーズン先発へ、確かな第一歩を踏み出した。

 「相手が自分のボールにどういう反応をしてくるか見られた。引き続き、これを元に取り組んでいきたい」

 CSファイナルSの相手はDeNA、巨人のいずれかになる。望むところだ。助っ人右腕はDeNA戦4試合で防御率1・67。巨人戦も登板3試合で防御率1・93を誇った。今後は状態を見ながら、フェニックス・リーグにも参戦して調整登板する見込み。高橋も順調に調整を進めているが、同リーグでの投球内容次第では、村上、才木に続く第3戦に、背番号20が抜てきされる可能性もある。

 「監督が役割を与えてくれた時はそこでチームに貢献したい。最後、甲子園にトロフィーを持ち帰りたい」。充電期間は終わった。本来の球威も取り戻しつつある。投げられなかった悔しさを、日本一への道のりでぶつける覚悟だ。 (松本 航亮)

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