ドジャース佐々木朗希 25日メジャー復帰へ 3Aで2度目の救援登板1回3人斬り 日米初の中2日クリア

[ 2025年9月23日 01:30 ]

3Aパシフィックコースト・リーグ   オクラホマシティー1―3タコマ ( 2025年9月21日    タコマ )

救援登板で1回無安打の好投を見せ、取材に応じる佐々木(撮影・杉浦 大介通信員)
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 ドジャース佐々木朗希投手(23)が21日(日本時間22日)、傘下3Aオクラホマシティーの一員として2度目の救援登板に臨み、1回打者3人を完璧に抑えた。5月に右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りしてから7度目の登板でプロでは日米通じて初の中2日をクリア。23日(同24日)から合流し、24日(同25日)にメジャー再昇格する見通しとなった。

 わずか8球での打者3人斬りでメジャー再昇格への道を開いた。敵地でのタコマ戦に1―3の6回から6番手で登場。佐々木は最速97・9マイル(約157・5キロ)の速球で押し込んだ。三ゴロと投ゴロを取り、3人目は1ストライクから3球連続のスプリットで空振り三振。「3人で抑えられたことは良かった」と納得の表情を浮かべた。

 報告を受けたデーブ・ロバーツ監督は「非常によかった。球の状態もいい」と評価し、23日(同24日)から始まる敵地ダイヤモンドバックス戦からの合流を明言した。登板間隔を考慮して24日(同25日)に昇格の見通し。「当日の状態を見て起用を判断する。チャンスを得るための必要な準備は済ませている」と次回登板をポストシーズン(PS)のロースター入りを懸けたテストに位置づけた。

 5月に右肩不安を抱えてIL入り。8月14日から傘下3Aでリハビリ登板が始まった。オープン戦以外では日米通じて初救援だった前回18日から「覚えていないくらい前」という中2日で登板。再び1回無失点に抑えた。「(ブルペンでは)前回より本番を想定した短い時間の中で(肩を)つくる、気持ちを入れ替えるところを意識してやった」と適応に努め、メジャー復帰への意志と精神的な成長を感じさせた。

 救援について「本当に難しい大変なポジション。やってこなかった分、より感じる。時間がないので気持ちでいくだけ」と吐露しつつ、初のPSの舞台を目指す思いは強い。「そういった環境でしか経験できないこともある。いろいろと吸収して来年につながるし、少しでもチームに貢献できると思う」と決意を言葉にした。

 同じ日、ドジャースはジャイアンツ戦で1―0の8回にトライネンが3失点して逆転で敗れた。2年連続ワールドシリーズ制覇にはブルペン陣の立て直しが急務。その一人に佐々木がなり得るからこその再合流だ。

 8試合でわずか1勝など苦しんできた米1年目。秋の短期決戦で活躍すれば少しは報われる。「この2登板はいい調整ができたし、いい準備ができた。あとは健康に気を付けて調整していくだけ」。メジャーでの最終テストもクリアし、救世主に名乗りを上げる。

 【佐々木朗希朗希に聞く】

 ――救援は2度目。先発時とのルーティンの違いは。

 「(前回は)1イニングだったので体の張りもそんなになかった。先発と違って毎日投げる可能性がある。準備をしないといけないので、トレーニングの負荷を上げられなかったり量をこなせなかったり、という違いはあった。まだ(登板間の調整が)1度なので、いろいろ修正していかないといけない」

 ――やりがいを感じるところもあるか。

 「(3Aでは)そこまで勝ちが重要視されていないので難しさ、達成感はない。勝ちパターンというわけでもないので、そこはちょっと難しい。でも、いろんな立場を経験することで(救援投手が)どう思って普段プレーしているのかなど、そういう面ではプラスになる」

 ――今後のスケジュールは。

 「分からない。(救援の)経験が多い方がやりやすさや慣れてくるとは思うけど、マイナーの試合は今日で終わり。上(メジャー)も負けられない試合があるので、そこは僕がコントロールできるところじゃない」

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