ソフトバンク優勝M7足踏み 近藤健介が2本塁打を含む4安打3打点「結果だけにこだわって」

[ 2025年9月21日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―5オリックス ( 2025年9月20日    みずほペイペイD )

<ソ・オ>9回、この日2本目となるソロを放つ近藤(投手・才木)(撮影・岡田 丈靖)
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 体の状態が万全ではない中で圧巻の打撃だった。ソフトバンクの近藤健介外野手(32)が20日、オリックス戦で2本塁打を含む4安打3打点と活躍した。第1打席では前日19日に引退試合を行った中日・中田翔内野手(36)の登場曲を流して先制タイムリー。5、9回にソロアーチを放ち、3年連続4度目の2桁本塁打を達成した。チームは敗れて優勝マジックは7のままも、背番号3の本領発揮はリーグ連覇へプラス材料だ。

 いつもと違う登場曲が流れた。初回の第1打席。近藤が使用したのは前日19日に引退試合を行った中日・中田の登場曲であるビーグルクルーの「My HERO」だった。

 「感謝と“お疲れさまでした”という思いで。今日の試合がナイターだったら(19日はチーム休日だったので)見に行こうかなとも思っていたんですけどね。昨日、寂しいなと思いながらテレビで見ていました」

 日本ハム時代の先輩で「大将」と慕っていた。面倒見のいい兄貴分で何度も食事に連れて行ってもらった。無死一、三塁のチャンスで巡ってきた打席では九里から先制の右前適時打を放った。

 さらに2―3の5回には「打つべきボールを絞って完璧なバッティングができました」と手応え十分の同点9号ソロ。7回に中前打を放ち8月3日の楽天戦以来となる猛打賞を記録すると、2点ビハインドの9回には才木の直球を捉え右翼テラス席に10号アーチを描いた。3年連続4度目の2桁本塁打となり、4安打2本塁打3打点の活躍だった。

 8月29日のロッテ戦で左脇腹を痛めて途中交代した。そこから7試合欠場。9月7日の楽天戦での代打から復帰を果たしたが、13日のオリックス戦で腰の張りを訴えて途中交代した。間隔を空けて先発出場した18日の日本ハム戦では4三振を含む5打席凡退に終わった。「試合に出ているので結果だけにこだわっていきたい」と近藤。試合後、小久保監督は「体が万全ではないですからね。どこまで出し続けていいものか。本人と話しながらですね」と話した。状態を確認しながら慎重に起用していくことになりそうだ。

 チームの連勝は5でストップ。「カチドキレッド」のユニホームを着用した試合の連勝が7、本拠地でのオリックス戦の連勝も13で止まった。2位・日本ハムと3・5ゲーム差となり、優勝マジック7で足踏みしたが、背番号3の復調は明るい材料だ。近藤は「しっかりと体調管理しながら一日一日出られるようにやっていきたい」と残り11試合をにらんだ。 (木下 大一)

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