阪神・森下翔太 破壊音を響かせ2戦連発!3年目以内の生え抜き右打者では別当薫以来76年ぶり23号

[ 2025年9月20日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神4-0DeNA ( 2025年9月19日    甲子園 )

<神・D23>5回、左越えソロを放った森下(投手・山崎康)(撮影・岸 良祐) 
Photo By スポニチ

 ほんのりと秋風が漂った聖地の空に、痛烈な砲弾が舞った。2―0の5回2死。阪神・森下が相手2番手・山崎の低め直球をすくい上げ、左翼席へ突き刺した。18日広島戦(マツダスタジアム)から2試合連続の23号ソロ。3年目以内の生え抜き右打者が23本塁打を放つのは、49年別当薫(2年目39本)以来76年ぶり。今季の目標に掲げる「25本塁打」にも“マジック2”とした。

 「(山崎は)あまり対戦経験がなかった。その前(2球目)にフォークを見られたんで、ある程度、軌道は予測しながらいった」

 右腕とは通算3打席無安打。接点が少ないからこそ、イメージを膨らませた。初球146キロ直球、2球目136キロフォークはともに低め。続けて見切り、球筋を鮮明化させ、3球続いたローボールを攻略した。強烈に響いた破壊音で、虎党はスタンドインを確信。プロ2試合目の先発だった新人右腕へ、心強い3点目を届けた。

 「ジャクソン投手からは、なかなかチャンスをつくれないので、何でも出塁すればいいかな、と思っていた」

 先制点の口火も森下が切った。4回先頭で中前打し、高寺の右前適時打を誘発。これで対ジャクソンは今季通算15打数5安打、打率・333。CSファイナルSで激突する可能性もある助っ投に、苦手意識を植え付けた。

 「日々の修正とか(入念に行う)。そういうのも含めて、調子うんぬん…で片付けないようにしている」

 飛躍のプロ3年目は全試合出場を継続中。代打出場だった8月8日ヤクルト戦を除く134試合に先発し、蓄積疲労がある中でも「3番・右翼」に座り続ける。簡単には休まない。“その日”しか観戦に来られないファンへ勇姿を届けることも、背番号1の大きなモチベーションだ。

 甲子園では通算20本目のアーチとなった。CSファイナルSの“前哨戦”で奏でた鮮やかな快音。1カ月後の本番でも、必ず再演する。(八木 勇磨)

続きを表示

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年9月20日のニュース