阪神・佐藤輝明 プロ5年目で初の2戦連続ベンチ外で帰阪…40発100打点に黄信号も「やれることやる」

[ 2025年9月19日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神7―2広島 ( 2025年9月18日    マツダ )

軽めの調整を終え、阪神の藤本コーチ(中央左)らと言葉をかわす佐藤輝(同右)(撮影・北條 貴史)
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 阪神・佐藤輝明内野手(26)が18日、2試合連続で広島戦(マツダ)のベンチ入りメンバーから外れ、1軍本隊から離れて一足先に帰阪した。試合前練習では軽いティー打撃などで汗を流すも大事を取っての措置。山下幸志チーフトレーナーは「蓄積疲労によるコンディション不良」と説明した。あと2本、4打点に迫る40本塁打&100打点へ、残り9試合。4番の早期回復が望まれる。

 17日に続き、この日も猛虎のベンチから佐藤輝が姿を消した。試合前練習でストレッチやスイングチェック、キャッチボール、ティー打撃などで慎重に体を動かした感触に、藤川監督の意向を加味し、26人のメンバーに名を連ねることは不可能と判断。プロ5年目で自身初の2試合連続欠場となり、今季の広島最終戦に臨む仲間を横目に新幹線へ乗り込んだ。

 「しっかり、やれることをやります」

 練習後、報道陣に囲まれた背番号8は静かに口にした。多くを語れない主砲に代わり、山下チーフトレーナーが「蓄積疲労によるコンディション不良」と現状を説明。数日間、状態回復のために費やす時間が必要との決断を下し、きょう19日以降も佐藤輝の状況を細かく確認する方針だ。

 「全体的なコンディション不良、というところですね。あとは(状態が)上がってくるのを待つだけかなと思っている。動きながら、確認しながら、どこまで動いていけるか」

 15日中日戦(甲子園)で、右へ左へ衝撃の2本塁打を放ち、目下38本塁打。打点もキャリアハイの96まで積み上げている。球団生え抜きでは85年掛布雅之以来3人目となる「40号&100打点」の金字塔を目前にしながら、今季10戦4発と好相性だったマツダスタジアムで予期せぬ連続欠場となった。シーズンは残り9試合。神宮、横浜など打者有利の球場での開催が控えているとはいえ、本人の状態が上がってこなければ、夢は夢のままで終わる。

 山下チーフトレーナーは「そんなレベルではない」と、医療機関での受診は否定した。出場選手登録が抹消されていないことも、軽症の裏付けと言っていい。全快は時間の問題か――。虎党の誰もが心待ちにするメモリアルアーチ、そしてポストシーズンでの進撃へ向け、一日も早い復帰が待たれる。(八木 勇磨)

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