ドジャース・山本由伸 日米ノーノーあと1人から…痛恨被弾で降板 チームは悪夢のサヨナラ負けで5連敗 

[ 2025年9月8日 01:30 ]

インターリーグ   ドジャース3―4オリオールズ ( 2025年9月6日    ボルティモア )

<オリオールズ・ドジャース>9回2死、オリオールズ・ホリデー(左)にホームランを打たれたドジャース・山本(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 天国から地獄に突き落とされた。ドジャース山本由伸投手(27)が6日(日本時間7日)、敵地でのオリオールズ戦に先発し、3―0の9回2死まで10三振を奪い無安打投球。だが、痛恨のソロ本塁打を浴びあと1アウトでノーヒットノーランを逃した。降板後、救援陣の乱調で逆転サヨナラ負けを喫し5連敗。9回2死から本塁打で無安打無得点を逃しての逆転負けは、大リーグ史上初の屈辱となった。

 わずか18分の悪夢だった。あと1アウトで快挙を逃したばかりか、痛恨の逆転サヨナラ負け。山本は「勝ちきれなかったのは悔しい。勝てたら最高だったが、負けてしまったのでそこは悔しい」と唇をかんだ。

 許した走者は3回の2つの四球のみで、無安打のまま9回に突入。先頭を3球三振で2桁10奪三振とし、2人目は初球で中飛とした。96、01年の野茂英雄、15年の岩隈久志以来、日本投手3人目(4度目)の大記録へあとアウト1つ。だが、3人目のホリデーへの2ボール1ストライクからの4球目、内角カットボールで痛恨の右越えソロを浴びた。7月にレイズから移籍し、初めてのスタメンマスクだったロートベットとのコンビ。「最後は僕が選んだ球だった」という山本は「いいコースには行ったけど、タイミングが合ってしまった。凄く悔しかった」と振り返った。

 オリックス時代の2度と合わせて史上初の日米ノーヒットノーランはならず、メジャー移籍後最多の112球で降板。敵地にもかかわらず、ベンチに戻る山本は総立ちの拍手で迎えられた。だが、悪夢はここからだった。2番手のトライネンが押し出し四球など1安打3四死球で降板。3番手のスコットが2死満塁からリベラに中前2点打を浴びた。山本がソロを浴びてから18分での逆転サヨナラ負け。大リーグ公式サイトが勝利の確率を99・6%としていた9回2死走者なしから2夜連続のサヨナラ負けの、天国から地獄へ突き落とされた。

 これで地区最下位チームに5連敗。2位パドレスには1ゲーム差に迫られた。「今日のヨシ(山本)は本当に素晴らしかった。いや、素晴らしいを超えるくらいだ。だからこの試合を落としたのはつらい。あのパフォーマンスを無駄にしてしまった」とうなだれたデーブ・ロバーツ監督。踏ん張りどころの7日(日本時間8日)は、菅野とのマッチアップを迎える。(杉浦 大介通信員)

 ≪ダルビッシュ以来…≫山本が9回2死からソロを浴びてノーヒットノーランならず。日本投手で9回2死から快挙を逃したのは、レンジャーズ時代に2度のダルビッシュ以来2人目だ。ダルビッシュは13年4月2日のアストロズ戦で9回2死まで完全投球も、中前打を浴び降板。14年5月9日のレッドソックス戦では2四球で9回2死を迎えたが右前打されて降板した。また、61年の球団拡張後9回2死まで無安打チームの勝利は、23年9月10日のヤンキース(ブルワーズ戦)以来9度目。過去はいずれも0―0の同点で逆転負けはドジャースが初めて。

続きを表示

「山本由伸」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年9月8日のニュース