ソフトバンク優勝M15 近藤健介が帰ってきた 代打で力強いスイング

[ 2025年9月8日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―4楽天 ( 2025年9月7日    みずほペイペイD )

野球IQの高さと実践する技術がある天才打者
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 大一番での臨戦態勢に入った。ソフトバンクの近藤健介外野手(32)が、7日の楽天戦に代打で8試合ぶりの出場を果たした。8月29日のロッテ戦で左脇腹の違和感を訴え欠場が続いていたが、8回2死一、二塁のチャンスで“とっておきの代打”として登場。空振りの三振に倒れたが力強いスイングも見せ、あす9日の日本ハム戦(エスコン)でのDH出場にも強い意欲を燃やした。日本ハムが敗れ、優勝マジックは1つ減り15となった。

 2点を追う8回2死一、二塁の場面。「代打・近藤」がコールされると、みずほペイペイドームのボルテージが一段、上がった。

 左脇腹に違和感を抱えながら8月29日のロッテ戦(ZOZOマリン)で完璧な当たりの8号2ランを打って以来8試合ぶりとなる打席。試合前に小久保監督と話し合い、代打解禁が決まっていた。鈴木翔のフォークに空振り三振だったが「最後は投げる方じゃないですかね。振る分には全然問題ない」と語る通りの不安を感じさせないスイングだった。

 あす9日は日本ハムとの敵地最終戦だ。小久保監督は背番号3のDH起用について「今日、1打席立った中で反動がなければ可能性はあります」と言及した。この日はDH・石塚への代打として起用し、延長戦に突入した場合はそのまま打席に立たせるプランだったという。

 近藤も強い意欲を燃やした。「本当にこれから一試合一試合がより大事になってくる。そこで出られるように。(移動日の)明日も時間があるので、しっかり整えていきたいと思います」と話して球場を後にした。

 先発が予定されている相手エースの伊藤に対しては今季の打率・556(9打数5安打)をマーク。通算も打率・400、2本塁打、9打点と抜群の相性を誇る。頼もしいことは言うまでもない。

 今週はビジターが続くものの、緩やかな日程。日本ハム戦は1試合のみで翌日は移動日のみ。11日のロッテ戦(ZOZOマリン)の翌日も試合はなく、13日から京セラドームでのオリックス3連戦とケガ明けの近藤には優しいスケジュール。2連覇に貢献するべく、存分にバットを振ることができそうだ。

 本拠地では8月16日以来となる9戦ぶりの黒星を喫し、連勝が5でストップした。それでも2位・日本ハムが敗れたためマジックは15となり、ゲーム差は4のまま。欠場が続く中、ベンチから声を出して仲間を鼓舞してきた背番号3が、ここからさらにラストスパートの原動力となる。 (木下 大一)

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